2022年10月6日

着物を着て良かったこと

着物を着て良かったこと

こんにちは、いせや呉服店のセキネです。

 

着物を着ていて褒められたことってありませんか?

やはり、褒められると嬉しいですよね。テンションも上がります!

着物を着ていると周りの方に親切にされたり、優先的にして頂いたりします。

 

着物を着るとゆっくり気を付けて行動しますし、優しい気持ちになります。

着物は洋服よりも動きにくいですが、逆にその動きにくさがきれいな所作に見えたりします。

 

最近ではあまり着物姿を見かけなくなっているために
着物姿を見ると「素敵だなあ」とつい見てしまいます。

 

衣服は着るものによって着る人の心理を大きく作用し、
行動や態度を変える事もあります。

 

又、人柄をあらわす事もあります。

 

今回は 着物を着ると、どんな良い事があるのか? ご紹介いたします。

前結び教室にご参加されているお客様のきっかけをご紹介させていただきます。

 

 

着物は特別

最近、着物は冠婚葬祭や何か特別な行事の時の服装として着られる事が多くなっています。

日本人の日常着であったはずの着物が着られなくなったのは、
より活動的な洋服に魅力を感じる事が第一の理由でしょう。

 

もう一つは「特別な日の服装は着物で」と考えることから、
日常着ではなくなったのではないでしょうか?

 

着物は日本の伝統工芸が凝縮されています。

 

着物と言うと京都を思い浮かべる人も多いと思いますが、
新潟県十日町市も高級織物の一大産地の一つなんです。

 

昨年、十日町市の工房へ染織技術の研修に行かせて頂き、
素晴らしい職人技を見学して来ました。

 

十日町市の各着物製造メーカーは
着物の織物が完成するまでの工程を一貫生産していて、大変珍しいそうです。

京都などでは工程を分業するのが一般的だそうです。

 

又、織と染めを一つの産地で生産しているのも珍しいそうです。

 

こんな素晴らしい芸術品である民族衣装を見るだけでなく、
日頃の生活に取り入れ気軽に着て出かけられたら楽しいですよね。

 

誰にも合う着物

着物の素晴らしいところは、日本人の誰にでも似合う衣服であり、
着る人をさらに美しく・優しく・女らしく感じられる
不思議な魅力を持っているというところです。

 

又、洋服のようにあまり流行の移り変わりがないため、
母親や祖母が着ていた着物を着る事が出来ます。

 

私も母親の着物を着る事がありますが、
着てもらえると嬉しいようで母親が喜んでいます。

着物は作り方が直線であるため、多少の体格の変化もカバー出来ます!
若い頃と違って、年を重ねてくると体型の変化がありますが着物は心配ありません。
むしろ上品さが増し着物が似合ってきます。
そして、着物を着ると自分に自信と余裕が持てます。

 

帯や帯揚げ・帯締めなどの小物
季節や出先に合わせて選ぶのもとても楽しいです。

お気に入りの小物に気づいてもらったりすると嬉しいですよね。

 

たまたま隣になった方と着物を通して、話しがはずんだりする事もあります。
着物は交流手段にもなりますね。

 

 

自分で着る

着物の良さは分かるけど、やはり苦しくて…と思う方も多いと思います。
帯や紐が苦しいのは、着崩れないようにするためにきつく結ぶからです。

 

自分で着られると強さの調整が出来るので苦しくなりません。

 

今では、ゴムなどを使用した小物類も多くあり、
苦しくなくて着崩れしない工夫された小物も増えてきました。

 

当店で行っている前結び教室も苦しくない着方を教えています。
自分で着られるようになったら、いつものランチや散策も楽しくなりそうですね。
いつものお出かけが特別な日になりますね。

 

もちろん、いせやではクリーニングもお受けしております。
お気軽にお問合せ下さいませ♩

 

いかがだったでしょうか?

着物は晴れ着だけでなく、日常生活の中でもっと気軽に着てもらえると嬉しいです。

当店では着物販売・レンタルを取り扱っております。お気軽にお問い合わせください。

 

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いせやグループは埼玉県深谷市・鴻巣市・東松山市・熊谷市・上里町・本庄市・川越市に店舗がある老舗呉服店です。

晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。

 

いせや呉服店では「前結びの着付け教室」を開催しております。ぜひお気軽にお越しくださいませ。

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