2022年10月27日
深谷店でおすすめ!「きものキーパー」についてご紹介いたします。
こんにちは。
いせや深谷本店の吉田です。
最近は肌寒く、冷える日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
そろそろヒートテックやタイツ、カイロなどの防寒対策の準備をしないとな、と感じております。
季節の変わり目ですので、体調を崩さないようお気をつけください。
さて今回は、深谷店でおすすめの「きものキーパー」についてご紹介いたします。
当店にご来店いただくお客様で「着物はお手入れがあるから管理が大変。」などと
お困りの声を耳にすることがございます。そのような時に便利なアイテムが「きものキーパー」です。
きものキーパーは、5年間陰干しせずにお着物を保管することができます。
きものキーパーの使用方法や、効果についてお話していきますので、是非ご覧ください。
《使用方法》
①着物をたとう紙で包み、「きものキーパー」の中に入れます。
②ファスナーを端から端までしっかり密封します。付属のネームシールに収納物を記入して貼ってください。
*密封されていない状態だと効果が薄れます。
*突起物等による外部からの穴あき、傷、破れには十分気をつけてください。
*ファスナーがきちんと閉まる範囲であれば、帯、襦袢、小物等が一枚に収納できます
《取扱についての注意》
※着用した着物は、クリーニングをしてから収納、保管して下さい。
※汚れや汗の付いたままの収納は絶対にしないで下さい。
※防虫剤は入れないで下さい。
※保管期限は5年を目安に新しい物と交換して下さい。
※チャックに付いているスライダーを左右に移動する時はスライダーをしっかり持ってゆっくり閉めてください。
※長時間直射日光下での保管はしないで下さい。紫外線カット加工はしていますが、色ヤケする可能性があります。
※絹素材特有の生成りによる自然変色は防げません。
《きものキーパーの効果》
①カビ菌が増殖しません
2枚の布に黒こうじカビ溶液を塗布し、一方を「きものキーパー」に入れ、
もう一方はそのまま放置。2ヶ月後、そのまま放置した布はカビの発生が見られましたが、
「きものキーパー」に入れた布にはカビの発生が認められませんでした。
②害虫を防ぎます
和服の代表的な害虫ヒメカツオブシムシを、羊毛布と共に「きものキーパー」と
市販のポリエチレン袋に入れて密封しました。「きものキーパー」の羊毛布では、
3~4日後にはすでに害虫が死んでいることが観察され、虫食いの痕跡がほとんど
見当たりませんでした。ポリエチレン袋のほうは14日後も生存率が高く、中には
蛹化や羽化している個体も観察されました。
③酸素をほとんど通しません
「きものキーパー」と市販のポリエチレン袋の中に脱酸素材を25個入れて重量を測定し、
袋材の酸素透過性を比較しました。市販のポリエチレン袋は1日80mgの酸素を透過していたのに対し「きものキーパー」は酸素をほとんど透過していませんでした。
④水分をほとんど通しません
「きものキーパー」と市販のポリエチエン袋の中に乾燥剤を10個入れて水分量を測定。
市販のポリエチレン袋は1日100mgの水分を透過しましたが、「きものキーパー」では
水分の透過がほとんどありませんでした。万が一の水害時にも、大切なきものを水濡れ、湿気から
守ります。
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今回は深谷店で人気の「きものキーパー」についてご紹介いたしました。
「着物の管理が大変」「着物を虫食いやカビから守りたい」とお悩みのお客様のお役に立てたら嬉しいです。
お着物のことで心配やお悩みがございましたら、お気軽にご来店下さいませ。
また、きれいにお着物を着られるようになりたい方へ、楽しい着方教室も開催中でございます。
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いせやグループは埼玉県深谷市・鴻巣市・東松山市・熊谷市・上里町・本庄市・川越市に店舗がある老舗呉服店です。晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。
いせや呉服店では「前結びの着付け教室」を開催しております。ぜひお気軽にお越しくださいませ。