2023年4月22日
着付けに必要な小物は?深谷本店
皆さんこんにちは。深谷本店の小林です。
桜も散り、新緑に変わりましたね。
皆様スタートした新生活はいかがでしょうか。クラス替えがあったり、新社会人になったり、大学や専門学校が始まったりと新しい環境慣れることはなかなか大変な事と思います。
私も社会人2年目となりましたが、まだまだ不安や分からないことが沢山ある中、先輩になりました…しかし、これからもいせやとお客様の力になれるよう頑張っていきたいと思っております。
今回は着付けに必要な小物の名称や用途についてお話させていただきます。
お着付けに興味がある、これから教室に通おうと思っている方はぜひ参考にして下さい。
【 着物の下に着るもの 】
・肌着、裾除け
どんな着物も素肌の上から着るわけではありません。一般的な肌着は上下に分かれており、上 半身に肌着を着用した後に、下半身に裾除けを巻き付けるというのが基本です。上下分かれてい るのが面倒な場合は、ワンピースタイプの肌着もあります。
・和装ブラジャー
着物を着る際に一つ持っていると便利なものが和装ブラジャーです。和装ブラジャーはお胸や女性特有の膨らみを潰してくれるので、その後の補正が少なくて済み、着姿も美しくなります。
浴衣や振袖等お着物全般で着用頂けます。
・足袋
留袖や訪問着などフォーマルの着物では、必ずこはぜの付いた白色の足袋を着用しましょう。サイズは余裕があるよりもピッタリのサイズを選ぶのが良いです。
小紋や紬など、カジュアルな場では柄やレースの入った足袋でお洒落をしても大丈夫です◎
【 着付けに必要な小物 】
・衿芯
衿芯は長襦袢の衿に入れて使うものです。衿芯を差し込むことによって、着物を着た際に衿が綺麗に整い、美しい着姿になります。
・腰紐
腰紐は着物を着る際に着くずれを防いだり、お端折りをつくるために結ぶ紐です。着付のやり方や人にもよりますが、4本ほど必要になります。
・伊達締め
伊達締めとは、着物、長襦袢の衿合わせやお端折りを押さえるための紐のことです。着付を安定させるために使います。通常長襦袢に1本、着物に1本の合計2本必要になります。
・コーリンベルト
コーリンベルトは着付けを楽に行うための補助アイテムで、着崩れを防ぐ役割もあります。長襦袢や着物の衿合わせを整えるために使用します。コーリンベルトの使用は任意ですが、自分で着付けをする際は多くの方が使用しています。
・帯枕
帯枕は、帯を締めたときに背中部分のお太鼓の形をふっくらと整える役割がある和装小物です。帯揚げに包んで使用します。
・帯板(前板)
帯板は帯の形を整えるための和装小物です。帯を締めた時、特に帯締めを使う場合に前帯にしわが寄って見苦しくならないようにするため、また、やわらかい帯の張りを出すためにも使われます。帯を締める際に前面に挟み込むか、帯を締める前に長襦袢の上に付けて使用します。
着付けにはこのように多くの小物が必要になります。着付けに欠かせないアイテムから、着崩れを防ぐための便利なアイテムなど、着付けを始める際には一式揃っているか確認しておきましょう(^^)
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いせやグループは埼玉県深谷市・鴻巣市・東松山市・熊谷市・上里町・本庄市・川越市に店舗がある老舗呉服店です。
晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。
いせや呉服店では「前結びの着付け教室」を開催しております。ぜひお気軽にお越しくださいませ。