2023年5月13日
着物の帯ってどんなのがある?違いってなに? アリオ深谷店
こんにちは!5月からアリオ深谷店店長になりました、小原です。
今まで以上にアリオ深谷店を活性化させていきたいと思いますので、今後ともいせやアリオ深谷店をよろしくお願いいたします!!
さて今回は帯の種類についてお話をさせて頂きます。
実は帯にもお着物同様に格があるのはご存知でしたか?帯の種類には形、素材、長さなど様々な違いがあり、着物との組み合わせ方も異なってきます。
代表的な帯の形には三種類ございます。帯の形によって、着物同様に帯も礼装やカジュアルなどTPOに合わせて帯を選びます。
袋帯
二重太鼓で締めていただく帯で、長さは4.2m以上。基本的には礼装用の帯とされていますが、「色」や「柄」、「素材」によってはカジュアルなものまで幅広くあります。
以前は脇に縫い目が無く、螺旋状に縫われており袋状の帯だったことから、名前の由来になっていました。現在は柄の異なる帯地を表、裏を合わせているものが一般的です。
明治以降に生まれた帯で、丸帯の簡略化された帯として普及しました。
名古屋帯
一重太鼓で締めていただく帯で、長さは4m未満が一般です。基本的にはカジュアル用の普段使いの帯とされています。また「色」や「柄」、「素材」によってはセミフォーマルまで幅広く
あります。
袋帯と比べ長さ短いこと、一重太鼓であるため手軽に締めることが出来るのが特徴です。名古屋帯にはいくつか種類があり、両脇をかがるだけの八寸名古屋帯(生地のしっかりした博多帯など)や芯入れ加工が必要な九寸名古屋帯(手染めの紅型など)がございます。
半幅帯
近年ですと長さは4m前後が一般的で、帯の幅が袋帯、名古屋帯の半分の幅になっております。基本的にはカジュアル用の普段使いの帯とされています。結び方が多種多様にあり、アクセントに三分紐や帯締めなど自由に楽しめる帯です。また前結びで結ぶので簡単に着ることが出来ます。
帯にも着物同様に季節によって衣替えが必要です。帯は2種類に分けられます。
袷の帯
「色」や「柄」、「素材」が豊富です。最近の帯ですと春・秋・冬と3シーズン使える便利な帯もあります。着物は袷・単衣と両方に活躍します。
その名の通り盛夏用で主に夏着物に合わせる帯ですが単衣の着物に合わすことも可能です。着物同様に、「絽」・「紗」など透け感があるのが特徴です。
全通柄・六通柄とは?
全通柄とは「全通」と呼ばれる帯です。帯の表面、全体の柄が入っています。
帯全体に柄が入っているため、帯を締めた際にどこからでも柄がでます。ですので、着付けを始めた方、ふくよかな方におすすめです。
六通柄とは「六通」と呼ばれる帯です。帯の表面、約6割のみ柄が入っている帯です。
胴に巻く部分には柄はありません。ある程度、長めに作られていますが着用される方によっては調整が必要は場合があります。代表的な帯でいうと振袖の帯です。
着物と帯の相性があったりしますので次回もお役に立てればと思います。
帯一つでカジュアルにもフォーマルにもなります。是非いせや呉服店で素敵な帯を探しませんか?
✿ 店舗情報 ✿
いせやアリオ深谷店/埼玉県深谷市上柴町西4-2-14アリオモール2F
営業時間/10:00~21:00
電話番号/048-572-8841
(年中無休)
=== いせやアリオ深谷店は一般呉服の和装小物から、もちろん振袖や七五三まで幅広い商品の取り扱いがございます。===
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