2023年5月25日

お着物の種類と格のお話 東松山店

こんにちは!いせや東松山店の池田です。
今年は、色んなお花の開花が早いそうですね。

先日東松山のおとなりの川島町にあります「平成の森公園」に行ってきました。
こちらには、すてきなバラ園があります。
たくさんの種類のバラが、アーチになって咲いています。

 

バラのトンネルをくぐりながら、色とりどりのバラを近くで見ることができました。
スケッチをしている人や、シートに座ってお弁当をたべている人もいましたよ(^_^)
こちらの公園は菖蒲園もあります。
時期になったら、またうかがいたいと思いました。

 

すっかり気候も良くなりお着物でお出かけも楽しいですよね。
お着物には、色々な素材、柄の付き方や家紋の数などによって格があります。
今回は「お着物ってどんな種類があって、どんな時に着ていいの?」などの疑問に
お答えできればと思います。

 

振袖

 

成人式に着用するお着物が振袖です。
振袖という名前の通り、袖が振れるほど長いお着物です。

 

普通のお着物の2倍ほどあります。
最近では柄の少ないものも増えてきましたが、華やかなお柄やお色のお着物が多いです。

 

振袖は未婚の女性の装いになり、第一礼装ですので
結婚式・披露宴・お見合い・初詣・パーティーなに着用できます。

 

留袖

 

留袖には「黒留袖」と「色留袖」があります。
黒地のものが黒留袖になります。

 

こちらは裾だけに模様があり、縁起の良い文様が華やかに描かれています。
その他に5つの家紋が入ります。

 

黒留袖は既婚女性の第一礼装になりますのでおもに
結婚式で新郎新婦のお母様や祖母様などが着用します。

 

色留袖は黒以外のお色のお着物でやはり裾だけに模様があります。
家紋の数が5つですともちろん黒留袖同様に第一礼装ですが、未婚の女性が着る事もできます。

家紋の数が少なくなりますと準礼装になりますので、その場合は
結婚式はもちろん、パーティーやご家族様のお祝いなどに着用できます。

訪問着・付け下げ

 

訪問着は裾だけではなく肩やお袖にも模様があります。
裾の模様が布をまたいでも柄が一続きになっている絵羽模様になっています。

 

着物の色はうすいパステルカラーのものや、紺や紫など濃いめの色まで様々です。
訪問着は既婚未婚どちらでも着用できます。
訪問着より少し控えめな柄のものが付け下げです。

 

略礼装になりますので
結婚式や入学式、卒業式、お茶会やパーティ、観劇、ディナーなど
華やかなお祝いの席に着用します。

 

色無地

 

色無地は名前の通り1色で柄のない無地のお着物です。
生地の織り文様が様々なので、無地とはいえ、とても美しいお着物です。

 

締める帯によって格の高さがかわります。
お着物の色によっては弔事に着る事もあります。

 

色無地には家紋を付けることができるので、家紋の入っているお着物に袋帯をつけると、
訪問着と同じように結婚式や入学式卒業式などのお祝い事に着用できます。

 

家紋のないものに、名古屋帯や洒落袋帯をあわせると
お食事や観光、旅行などにも気軽に着られるお着物に変身します。

 

小紋

小紋とは着物の全体に縞やとび柄のあるお着物です。
色や柄も様々で、おしゃれ着になります。

 

気軽にお出かけに着て行かれるので、お出かけ先に合わせてコーディネートを楽しめます。
細かい染めの江戸小紋は、色無地のように着る事もできます。
普段のお出かけ、お食事、観劇などに気軽に着用してください!

 

紬は色々なものがあります。
織りで作られていて、結城紬や大島紬などたくさんの種類があります。

 

色や柄、風合いも様々ですので、こちらも、小紋同様コーディネートが楽しめるお着物になります。
普段着やちょっとしたお出かけに着るお着物になります。

 

 

いざお着物えお着よう思ってもわからない事はたくさんあると思います。
ぜひ、お気軽にご相談下さいませ。

お着物のお手入れなどのご相談もいつでも承っております。

こちらのホームページもごらんくださいませ。

 

 

 

 

 

 

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