2023年7月2日
着物に必要な小物って何?どこに使うの? 東松山店
こんにちは。東松山店の山﨑です。
今年も半分、終わってしまいましたね。
これから、暑い夏を迎えるわけですが、楽しい夏にするために、今のうちにいろいろ準備をしておきましょう‼
夏祭りや花火大会が各地で復活するようです。コロナの感染対策をしっかりしながら、皆さま素敵な夏の思い出作りをなさってください。
しばらく着ていなかった浴衣、今年、新調するのも良いですね。
いせや呉服店では浴衣・半幅帯・下駄・浴衣用バッグ等、沢山揃えております。是非、見にいらしてくださいね。
【 浴衣を着る時は… 】
浴衣の着付けは着物ほど大変ではありません。長襦袢を着る必要がありません。
浴衣の下にはワンピース型の下着があります。映らなければタンクトップに下はペチコートでも大丈夫。
気をつけたいのは白地の浴衣です。
下に着るものはベージュのものにしましょう。白地の浴衣に白の下着は返って映ってしまいます。
お洋服と同じですね。腰ひもは2本あれば大丈夫。伊達締めも1本あると良いですね。
そしてもう一つ。浴衣の胸がはだけないようにコーリンベルトはお勧めです。
帯は半幅の帯。今年は大人の兵児帯も人気です。
半幅の帯に帯留をつけた三部紐の帯締めをするのも定番になりました。
暑い夏の季節を華やかな浴衣で楽しんでください。浴衣についてはコチラから。
では、着物を着る順番で使用する小物のお話をさせて頂きます。
【 足袋 】
まず最初に足袋をはきます。綿100%のものもあれば、ポリエステルのストレッチのものもあります。
お好きな足袋で大丈夫ですが、床板でツルっと滑らないように底は綿のものが良いかもしれません。
最近は刺繍入りのものやレース使いのおしゃれな足袋もあります。
【 肌着 】
肌襦袢と裾除けを付けます。
肌襦袢と裾除けは上下に分かれていますが、ワンピース型のものもあります。着物は胸を押さえて着た方がきれいです。
肌襦袢の下に和装ブラジャーをつけると良いですね。
最近は和装ブラジャーと肌着の一体型のものがありますので、こちらもおすすめです。
【 補正の商品 】
着物は体形が寸胴の方が綺麗に着ることが出来ます。
ですから、わざわざタオル等をまいて寸胴にします。
ウェストのくびれや後ろの腰のくぼみにその形に合わせて作ります。腰ひもでタオルを固定します。
いつもタオルの形を作って補正するのは時間もかかるし大変です。
ウェストに巻くだけで簡単に補正できる便利な商品がありますので使ってみてはいかがでしょうか。
【 衿芯・腰紐・コーリンベルト・伊達締め 】
下着の準備ができたら、長襦袢を着ます。
その前に長襦袢の襟にえり芯を入れるのを忘れないでください。
長襦袢を着るのにまず1本目の腰ひもを使います。
そして、伊達締めと使う人はコーリンベルトも使います。
コーリンベルトは着る前に長さ調節をしておきましょう。
短すぎると襟が詰まってしまいますし、長すぎるとつける意味がありません。
前結びの着方で使う小物はコーリンベルトと腰ひもが
一体化されているので、とっても便利できつくなく、着崩れもしづらくなっています。
前結びの小物に関してはコチラから。
長襦袢を着たら、次はいよいよ着物ですね。
着物も長襦袢と同じく腰ひもを締めてコーリンベルトで左右の襟を挟んで衿の形を整えます。
前述しましたがコーリンベルトの長さ調節が大事になってきます。
襟が決まったら伊達締めでしっかりと押さえます。
【 帯板・帯枕 】
いよいよ帯を結んでいきます。
帯板はベルトが付いているものは帯を巻く前に身体に付けます。
ベルトが無いものは帯の間に挟んで使います。
写真の長さの短いものは振袖の飾り結びに使う後ろ板(長さが短い)です。
帯枕でお太鼓の形を作り、その上から帯揚げをして、帯締めをして完成ですね。
以上、簡単に着物の小物の使い方についてお話させて頂きました。
前結びの着方では小物にいろいろ工夫がされているので、簡単、綺麗、着崩れしない、と良いところがたくさんあります。
見学、無料体験も随時受け付けておりますので、皆さま是非一度、ご参加くださいませ。今回もありがとうございました。
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晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。