皆様こんにちは。

いせや鴻巣店の三村と申します。

 

いせや鴻巣店は、埼玉県の鴻巣市にあり、中山道に面しています。

ちょうど昨日「鴻巣夏まつり」の最終日が終わりました。

浴衣姿のお子様や、若い方もたくさんいらっしゃいました。

皆様のお住まいの地域でも、夏祭りや花火大会があると思います。

ぜひ、浴衣姿でおでかけくださいね。

 

さて、今回は名古屋帯の八寸帯と九寸帯の違いについてご紹介させて頂きます。

ぜひお読み頂けましたら幸いです。

 

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名古屋帯の由来

名古屋の由来は、大正時代に名古屋で作られたことが始まりです。

織り名古屋帯・・・縦横の織で柄を出します。

染め名古屋帯・・・織り上げた生地に手描き友禅や紅型のように染めを施します。

刺繍名古屋帯・・・織り上げられた生地に刺繍を施します。

このように様々種類があります。

 

 八寸帯と九寸帯の違い

更に名古屋帯には、八寸帯と九寸帯があります。

仕立て方には、名古屋帯仕立てと、袋帯と同じ仕立ての平仕立てがあります。

 

また、文字通り帯の巾が違います。

帯を仕立てる前の生地の状態では、八寸帯の巾は八寸(約31センチ)で、ちょうど30センチ物差しくらいです。

九寸帯は九寸(約35センチ)です。

 

 

八寸帯の仕立て方の特徴

八寸帯は始めから帯の両端が、出来上がっている為、仕立てても帯巾が変わりません。

帯の手先と垂れ先をかがるだけです。

その為、かがり名古屋とも呼ばれています。

 

また、帯結びを簡単にし、手先が開かないように少し(約15センチ)半分にかがる仕立て方が主流です。

八寸帯は帯芯が入らない為、厚みがありません。

通気性が良く、軽いことも特徴です。

その為、夏帯には最適ですね。

 

そして、カジュアルな小紋や紬におすすめです。

ただ、綴れ(つづれ)織の金銀糸が入った格調高い紋様が入っている帯でしたら、フォーマルなお着物にも結ぶことが出来ます。

国産の爪掻本綴織(つめかきほんつづれおり)は、生産数が少なくとても希少なんですよ。

私のおすすめは、7月(盛夏)の小千谷縮や絽、紗、夏大島など着物に八寸帯を結んでのおでかけです。

周りの方にも、もちろん着ているご自身にも、清涼感が感じられます。

まさに、着物で夏のうち水効果です!

 

いせや鴻巣店では、お出かけ会を開催しておりますので、興味がありましたらぜひお問い合わせください。

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九寸帯の仕立て方の特徴

九寸帯の生地は、八寸帯と違い、中に芯を入れ帯の端を縫って仕立てます。

その為、八寸帯よりも生地が少し幅長くなっています。

着物に格があるように、九寸帯を結んで合わせる着物は、附け下げ、色無地、お召、小紋、江戸小紋、紬など多種あります。

織り方や紋様、金糸・銀糸の有無、金糸・銀糸の量によってTPOが異なるので、気を付けてコーディネートしましょう。

 

私のおすすめは、絽や紗、小千谷縮などの着物に、思い切って黒の絽の染め名古屋帯を合わせるコーディネートです。

黒色が涼しく、かっこよくワンランクアップの上級コーディネートになります!

特に手染めの九寸帯は、バラエティに富んでいるので個性を出しやすいです。 九寸帯でコーディネートを楽しみましょう!

 

いかがでしたでしょうか。

いせや鴻巣店では、たくさんの八寸帯や九寸帯をご覧頂くことが出来ます。

ぜひ遊びにいらしてください。

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いせや鴻巣店では、前結び着付教室を、毎週金曜日・日曜日・月曜日午前コース・午後コース計6回開催しております。
まずは、ご見学からのご参加も可能です。

ぜひ着付を覚えて、ご一緒にきもの旅行に行きませんか?

 

着物が自分で着られないけれど、こちらを見て着物にご興味が湧きました方は、是非この機会に無料体験レッスンにお申し込み下さい。
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晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。