2023年8月19日

着物の畳み方について 鴻巣店

着物の畳み方について 鴻巣店

こんにちは。

いせや鴻巣店店長の大野と申します。

 

暑い日が続きますが、お着物ライフ満喫していらっしゃいますか?

お着物は時期に合わせて袷・単衣・紋紗・絽…と様々な種類のお着物がありますから、季節関係なく楽しむことが出来ることも魅力のひとつですよね。

 

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さて今回は、着物の畳み方についてご紹介させて頂きます。

普段畳んでいても、急に忘れてしまうことってありますよね。

そんな時に是非読み返して頂けたら幸いです。

 

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①襟を左手側にして広げる

着物を畳む時は、なるべく広いスペースで畳みましょう。

広げた時になるべくシワがないようにしましょうね。

大切な着物ですから、衣裳敷を使用して下さいね。

衣裳敷を使用すると、絨毯の上よりも畳みやすいですよ。

またゴミや汚れ防止にもなります。

 

 

②手前の脇線に合わせて畳む

脇線とは、着物の横の縫い目のことです。

太ももの半分くらいの所に来る線です。

脇線が真っすぐになるようにしましょう。

 

 

③衽線(おくみせん)で手前に折り返す

衽線とは、上前と衽を縫い合わせた境目の線のことです。

必ず折り目がついていますから、分かりやすいですよ。

衽の延長で1番左の肩山まで、真っすぐになるよう注意しましょう。

 

 

④左右の襟先を合わせる

③で折り返した衽の上に、同じ形の部分がぴったり重なります。

間違いやすいポイントは、脇線まで持ってきてしまうことです。

衽ですから注意してくださいね。

 

 

⑤襟を合わせる

元々の折り目がありますから、合わせるように畳みましょう。

襟先から左右の共襟までも、きっちり合わせて下さいね。

背中心の所で襟を折るのがポイントです。

 

 

⑥両方の脇線を合わせる

手前側の脇線に、奥側の脇線を合わせます。

この時に裾線が合っているかも確認しましょう。

左右ぴったり重なりますよ。

 

 

⑦左袖を折り返す

⑥で重ねた左側の袖を、着物の上に折り返します。

袖付の所で織って、袖の振も延長で合わせて下さい。

肩山からも出ないように注意しましょう。

 

 

⑧裾を袖底に合わせて折る

先程まで右側にあった裾を袖の底に合わせて、左側へ折ります。

裾4枚をずれないように持ってくださいね。

滑らすようにするのがポイントです。

 

 

⑨また裾を右側へ折り返す

⑧で左側に折った裾を、また折り返します。

今度は肩山に合わせて折り返します。

 

 

⑩右袖を1番下に入れ込む

 

最後まで残っていた右袖を袖付け合わせて、手前から奥に折り込みます。

下に入れる時に、袖が折れないように注意して下さい。

 

これで完成です。

今回ご紹介させて頂いた畳み方は本畳みです。

このブログを読んで分からないことや不安なことがございましたら、いつでもお気軽にいせや鴻巣店にお問い合わせください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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