2025年7月4日
これで安心!夏の着物でのお出かけ対策Q&A 深谷本店

こんにちは(^^♪ いせや深谷本店の横村です。
夏は花火大会やお祭り、夕涼みなど、着物や浴衣でお出かけする機会が増える季節ですよね。でも、「汗をかいたらどうしよう…」「暑さ対策ってどうすればいいの?」「急な雨が降ったら!?」なんて不安に思う方もいるかもしれません。今回は、着物初心者~中級者の方から寄せられるリアルな質問にお答えしながら、夏のお出かけ対策をご紹介します♪
Q1. 汗をかいたとき、着物がシミにならないか心配です…
A:インナー&汗取りグッズでしっかり対策できます!
夏の着物は「汗ジミ対策」が必須。
特に絹の着物は水分に弱く、シミになりやすいため、下着選びがとても大切です。
おすすめは…
- 汗取りパッド付きの和装インナー
- 脇パッドやガーゼを挟んでカバー
- 長襦袢は洗える素材の“東レ・セオα”など吸汗速乾タイプ
また、外出先では…
- 小さめのタオルやハンカチを衿元に入れておく
- 肌着の背中側に保冷剤を薄手タオルで包んで仕込む
などの工夫も◎
汗をかいたあとは、脱いだ着物を風通しのいい場所で“陰干し”するのも忘れずに。
Q2. 暑がりなので、夏に着物を着るのが心配です。涼しく過ごすコツはありますか?
A:夏の着物は、素材選びや小物の工夫でグッと涼しくなりますよ!
- 涼しい素材の着物を選ぶ:
- 浴衣:綿素材が一般的で、吸湿性・通気性に優れています。
- 麻の着物:シャリ感があって肌にまとわりつかず、風通しが良いので真夏に最適です。
- 絽(ろ)や紗(しゃ)の着物:絹の着物でも、生地が透かし織りになっている絽や紗は、通気性が良く上品な涼しさを演出してくれます。
- 着付けを工夫する:あまりきつく締めすぎず、通気性を意識してゆったりと着付けると、体への負担が減り涼しく感じられます。

Q3. 暑さを和らげる小物ってありますか?
A:ひんやりグッズを活用
-
- うちわ・扇子:昔ながらのアイテムですが、やはり頼りになります。最近はデザインも豊富で、ファッションアイテムとしても楽しめますね。
- 日傘:直射日光を防ぐだけでも体感温度はかなり変わります。UVカット効果のあるものを選びましょう。
- 冷感スプレー:着物の下にシュッとひと吹きすると、ひんやり感が持続するものもあります。
- 保冷剤:帯の中に小さな保冷剤を忍ばせるのも効果的ですが、水滴がつかないようにタオルなどでしっかり包んでくださいね。

Q4. 急に雨が降ってきたらどうすればいいですか?着物が濡れるのが心配です。
A:予備アイテムを持っておくと安心です◎
突然の雨に備えて、次のようなグッズを持っておくと安心です。
【おすすめ雨対策アイテム】
- 折りたたみの雨用草履カバー
- 着物用レインコート(セパレート式が動きやすくて◎)
- 防水加工のあるバッグ or バッグカバー
- 大きめのビニール袋(濡れたときに着物を包む応急用)
また、お出かけ前には**“天気予報チェック”&“会場の屋根の有無”**も必ず確認しましょう。
屋内イベントや駅直結のスポットなら、安心して楽しめます♪
Q5. 夏着物や浴衣を着るときに、見た目が涼しく見えるコツは?
A:素材と色に“涼”を取り入れてみてください!
涼しく見せるコーディネートのコツは、
「視覚的な涼」を意識すること。
例えば…
- 絽・紗など“透け感”のある素材
- 水色・白・薄藤・グレーなど寒色系カラー
- 麻素材やレースの帯揚げ・帯締め
小物で“涼”を演出するだけでも、見た目の印象がぐっと変わります。

夏の着物、もっと楽しんでみませんか?
いかがでしたでしょうか?夏の着物のお悩みも、ちょっとした準備と工夫で快適に乗り越えられます。
当店では、浴衣や夏着物はもちろん、夏の着物ライフをサポートする涼感肌着や和装小物も多数取り揃えています。また、着物のお手入れや着付けについてのご相談も承っていますので、どうぞお気軽にお声がけくださいね。
ぜひ、この夏は快適に着物でのお出かけを楽しんで、素敵な思い出をたくさん作ってください!
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いせやグループは埼玉県深谷市・鴻巣市・東松山市・熊谷市・本庄市に店舗がある老舗呉服店です。
晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。
いせや呉服店では「前結びの着付け教室」を開催しております。ぜひお気軽にお越しくださいませ。