2022年10月3日
男着物の着こなし、色合わせ 深谷本店

こんにちは(*^-^*)いせや深谷本店のオバラです♪
気が付けばもう、9月後半ですね…いかがお過ごしですか?
今年は、おかべコスモス祭りも3年ぶりに開催と、日増しに秋の気配が深くなってまいりましたね。
今回は男性着物の着こなし、色合わせについてお話いたします。
私も着物の接客するうえで多くは女性が中心ですが、近年パートナーの方にも着物を着て欲しい女性が増えております。男性の皆様、今年こそ着物デビューをしませんか?
男性が着物を着るのに必要な小物
男性と女性では必要な、小物が異なります。例えば、男性であれば帯締め・帯揚げ等が必要ありませんので、女性に比べると小物が少ないのが特徴です。

着物に必要な物
着物・羽織り・長襦袢・角帯
小物で必要な物
腰紐×2・羽織り紐・足袋
補正に必要な物
U首の下着・ステテコ・フェースタオル・小柄な方はバスタオル
男性・女性の着物の違い
着物の特徴では、丈が違います。
女性物は【おはしょり】が必要な分、身長より少し長めの寸法となっております。
男性物は【着丈】の為、おはしょりが無い分、身長に合ったものになります。又、着方としては女性と違い、少し短めにお召をしていただくと、『粋でかっこいい』とされています。
男性着物には無いもの
身八つ口が空いておりません。なので、コーリンベルトが使えないので、ちょっと不便ですね…
衿合わせは 一緒男女共通
右衿に左衿を乗せる右前できます。そして、首から裾まで背縫いを自分の背中心にぴったりと合わせます。と、ここまで一緒ですが、最後に女性は衿を後ろに抜いてきますが、男性は首にぴったりと衿を合わせるところが少し異なります。
男性着物種類
帯の長さは約4メートルと女性物と変わりませんが、幅は10センチ程と幅が狭くなっております。
角帯・・・一般的な帯です。代表的な物では博多帯で、柄は献上柄多くみられます。
兵児帯・・・カジュアルな帯でリボン結びをするだけと簡単なものとなっております。
色合わせ・コーディネート
たくさんある中で自分にどんな色が合うか悩んでしまうと思いますが、まずは自分の好きな色を羽織ってみましょう。困ってしまったら、着物のアドバイザーに聞いてみましょう。
定番の色は【紺色】色合わせが簡単で他の色とも合わせやすい為、重宝します。他のお色ですと、【茶・緑・グレー】は年齢を問わずおすすめです。
流行りの生地は、お召です。
私もそうですが、たくさん汗かく方は単衣でお仕立てをされることもあります。
着物と羽織
アンサンブルと言われる着物と羽織が同色のことを指します。悩んだらアンサンブル、もしくは、着物、羽織とも同系色の濃淡で合わせるのもおしゃれです。
帯の結び方の基本は貝ノ口
帯を結ぶのはとても難しそうに感じますが、着付けは簡単です!
YouTubeでも覚えられてします。男性の着付けは簡単でいいな…
どうですか?男性の方はお道具が少なく、着付けも簡単です。着物デビューしましょう!
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いせやグループは埼玉県深谷市・鴻巣市・東松山市・熊谷市・上里町・本庄市・川越市に店舗がある老舗呉服店です。
晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。
いせや呉服店では「前結びの着付け教室」を開催しております。ぜひお気軽にお越しくださいませ。