2023年3月4日
入学式に着用する着物の種類は?@鴻巣店
皆様こんにちは。
いせや鴻巣店の三村と申します。
昼間は、だいぶ温かくなりましたが、まだ吹く風は冷たいので、風が強い日は上着が必要ですね。
埼玉県内にある、いせやグループの店舗の周りにも桜の木がたくさんあり、可愛らしい花芽がたくさんついております。
さて今回は、お子様の成長と門出を税う入学式に出席する際に、着用するお着物をご紹介させて頂きたいと思います。
お子様の入学式に礼を尽くしたお着物姿で、参列してみたいと思われる方も多いと思います。
是非参考にしてみてください。
お子様の入学式のお母様の着物の種類は、訪問着、附下げ、色無地の中から、選びましょう。
1.訪問着
まず始めに、訪問着とは衿から身頃と袖にかけて、そして前身頃から後身頃に流れるように柄が入っている華やかなお着物です。
20代のお母様は、お子様の入学式に成人式以来初めて着物着られるという方も多いと思います。
昔は、振袖の袖を切って訪問着として着た時もありましたが、今では訪問着は、嫁入り道具のひとつとして考えられています。
訪問着はミス、ミセス間わず、着ることができますから、個性豊かな方にもおすすめです。
2.附下げ
附下げは、訪問着に次ぐ、略礼装のお着物です。
訪問着と同じように、胸や肩、袖と裾の各部分に同じ柄が入っております。
訪問着ほど華やかではありませんが、品の良い美しさがあるお着物です。
あまり目立ちたくなく、控えめな感じがお好みでしたらおすすめです。
おすすめの色は、薄く淡いものです。
(ページュ、ピンク、モスグリーン、クリーム、うす茶など)
また、おすすめの柄は、上品で優美な古典てす。
(花柄、松竹梅、扇、流水、雲取など)
3、色無地
色無地は、一色に染められた柄の全くないお着物です。
地紋(じもん)というものがあります。
糸や織り方を変えて、布全体に織り出した紋様があるので、外の光に当たると紋様が浮き出て、とても綺麗です。
外でお写真を撮影されると、地紋がはっきり出て綺麗に映りますよ。
柄に悩まなくていいのも、魅力のひとつです。
一色だからこそ、明るいパステル系の色がおすすめです。
また、シンプルで落ち着いたお着物ですから、お子様が成長し、高校や大学の入学式になってもおすすめです。
長く着ることが出来ますね。
最後に主役はご自身ではありません。
お子様より目立つことがないように、派手な色や、ダイナミックな柄、柄のボリュームが多いものは、控えましょう。
そして、喜びや希望を表現した、春の訪れを感じさせる薄くて淡い色目を選びましょう。
春といえば、入学式、そして桜の花のイメージがあります。
お着物は、本来季節を先取りして楽しむものとされているため、桜だけの柄の着物はできるだけ避けましょう。
季節感と表現するなら、牡丹や藤など、他の春の花が入っているものがおすすめです。
他にも、色留袖(一ツ紋)の訪問着仕立て(比翼のないもの)も着用できます。
江戸小紋ならば、三役といわれる、柄の行儀(ぎょうぎ)鮫(さめ)角通し(かくとおし)も着用できますよ。
また、今の着物は、色や柄がバラエティに富んでいますので、ご自身が持っているお着物が入学式に適しているのか、わからない方はいつでもお気軽にご相談くださいね。
そしてお着物をお持ちではない方は、振袖レンタル&フォトスタジオKomachiこまち鴻巣店にて、訪問着のレンタルも行っております。
ヘアセット・メイク・お着付けも全てお任せ頂けます。
いかがだったでしょうか?
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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