こんにちは(*^-^*)　いせや深谷本店のオバラですお花見シーズンとなりましたね。深谷駅前の桜も満開となっております。
皆様はもうお花見にはお出かけになられましたか？私は近所の公園までいってまいりました。

さて今回は「男性着物の種類」についてお話させて頂きます。

男性着物の第一礼装は黒羽二重五つ紋付き

男性着物の礼装は年齢に関係なく、第一礼装は黒羽二重五つ紋付きです。結婚式に参列する花婿や仲人、新郎新婦の父親や親族など、最も格式の高い第一礼装と呼ばれる黒羽二重五つ紋につきに羽織、袴を着ます。結婚式に参列する花婿、新郎の父親は半襟・羽織紐、足袋は白で揃えるのが正式です。

準礼装で個性とセンス

素材や紋の付け方によって応用範囲も広く、黒五つ紋つきに準ずる略称装として結婚式の披露宴から各種の祝賀会までお召しいただけます。比較的地味な男物の着物の中で、色も豊富で個性とセンスを感じさせます。

外出や気軽なおシャレ着

男性の着物の場合、紬素材もパーティなどの集まりにもふさわしいものとされています。しかし、改まった訪問には、袴の着用が正式です。羽織、袴も着ない姿は「着流し」といい、気軽な装いですが、外出の場合には着流しでも羽織を着用します。

カジュアルな浴衣

浴衣には長襦袢は不要で、素肌の上に着装します。お祭りから、くつろぎ着と気軽にお召しでき、派手な大柄から控えめな色柄等ありますのでカジュアルにお召しください。

懐かしいウール生地

町着、くつろぎ着としてお召しいただけます。ウール生地なので単衣でも秋から春にかけて重宝します。注意点ですが、モスリンの腰紐と一緒で、虫の被害に合う事もしばしありますので、お手入れには注意してください。

フォーマルからカジュアルまで使える角帯

男性が帯を締めて頂く場合、礼装の改まったフォーマルから浴衣のようなカジュアルまでと幅広くのシーンで使用して頂く機会が多い帯です。角帯の結び方は「貝ノ口」が一般で年齢を問わず締めて頂くことができます。固い生地を使った角帯はキリッっとした男らしい印象になります。米沢織や博多織の高級品からお手頃な化繊など種類や素材が数多くございます。

カジュアルに兵児帯

礼装などの改まった席では締められませんが、カジュアルなシーンであれば兵児帯でもOKです。締め方は角帯よりも簡単で兵児帯を胴に巻き、リボン結びなど結び方はアレンジも可能です。

いかがでしたか？他にも着物と羽織のコーディネート方法は、改めてご紹介出来ればと思います。男性着物にご興味がある方の参考になれば幸いです。今年こそ着物デビューしませんか？

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