2023年4月27日
黒留袖の柄の意味~黒留袖レンタル紹介 ~part2
こんにちは、いせや深谷本店のとまです。
もうすぐゴールデンウィークですね!ちょうど5月は気候も良いですのでお着物でのお出掛けがお勧めです。普段とは違う格好でお出掛けすると気分も上がりますよ。
さて、本日は前回もお話しした黒留袖の柄紹介とお着物紹介をさせて頂きますね。
前回は菊・松竹梅・牡丹の柄の黒留袖をご紹介しました。
まずレンタルするにあたり、黒留袖はどんな時に着用するのかわからないというお声を頂くのでご説明させて頂きますね。
皆さんが黒留袖を見かけることが多い場面といえば主に結婚式の『新郎新婦の母』ですよね。
やはりレンタルする方で一番多いのは新郎新婦のお母様です。
それ以外には、親族の姉妹や祖母・叔母・伯母などの親族は正礼装か準礼装を着用するのがマナーですので正礼装である黒留袖を着用されても問題ありません。
黒留袖は格が高いというイメージがあるため躊躇される方も多く、最近では色留袖を着用される方も多いかと思います。あとは両家で格を合わせることもあるかと思いますので、ご相談してみるのもいいかもしれないですね。
黒留袖の紹介
ではここからはいせやでレンタル可能な黒留袖を柄と共にご紹介していきますね。
①おしどり柄
おしどりは通年着用可能な柄で、雌雄が仲睦まじい様子から『おしどり夫婦』というように夫婦の変わらぬ愛を象徴しております。
水辺の風景と共に一般的にはつがいで描かれることが多いですが、一羽でもグループでも描かれることがあります。
伝統的なつがいで描かれるのは婚礼の場で着用する黒留袖や振袖によく用いられています。
いせやレンタルの黒留袖にもつがいで描かれていますよ。
②鶴の柄
鶴はおめでたい柄として通年着用可能で、おめでたい席に着用する着物の柄には欠かせない定番柄として愛されている吉祥文様です。
鶴は千年生きるとされ、亀と共に長寿の象徴とされています。
更に鶴はつがいになると生涯相手を変えないと言われており、夫婦がいつまでも仲睦まじくいられるようにという意味が込められるようになり、結婚式の場で使われるようになりました。
このようにおめでたい意味をもつ鶴は単独で使われることはもちろん、他のおめでたい柄と組み合わせて使われることもあります。
今回のレンタル着物も鶴と共に松竹梅が描かれておりとても華やかなお着物になっていますよ。
No.108100016
③大王松柄
松竹梅は前回ご紹介しましたが、黒留袖の場合松は単独でも描かれることが多い柄です。
その中でも大王松は明治時代に輸入された新しい松文様の一つで長い葉が特徴的な文様です。皆さんが着物に描かれている松のイメージは、丸みのある緑色で描かれているものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
こちらとは異なり実際の松の木のようなイメージの柄になり、色味はシンプルに描かれています。
当店レンタルの大王松柄の黒留袖は、幅広い年代の方に着用して頂けるお着物となっております。
実際にこの着物を見てみたい、試着したいと感じましたらぜひ店頭までお出掛け下さい。
当店でレンタルされますと黒留袖は帯、訪問着は帯・帯〆・帯揚のコーディネートもご自身でできます。コーディネートがわからない方もスタッフがご提案しますのでご安心下さい。
最近では深谷本店限定ですが新郎新婦のお父様用のモーニングレンタルも始めましたので、ご一緒に黒留袖をレンタルされる方も増えております。
ネットレンタルも盛んなこの時代ですが、ネット予約ですと実物が見られなくて不安というお声も頂きます。実際に試着できたり、事前にコーディネートができるという店頭ならではのレンタルをぜひご活用してみて下さいね。
ご相談だけでも承っておりますのでご来店お待ちしております。
※全店舗分のレンタルをご紹介させて頂いているためご希望のお着物がご来店店舗にない場合がございます
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いせやグループは埼玉県深谷市・鴻巣市・東松山市・熊谷市・上里町・本庄市・川越市に店舗がある老舗呉服店です。
晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。
いせや呉服店では「前結びの着付け教室」を開催しております。ぜひお気軽にお越しくださいませ。