2023年6月10日

琉球紅型の歴史と特徴について 深谷本店

こんにちは(*^-^*)いせや深谷本店の横村です。
今年の夏休みは家で推しのライブDVDをみて過ごそうと思います!

さて今回は4月に社員研修で行かせていただいた、沖縄の琉球紅型の歴史と特徴についてお話をさせて頂きます!

琉球紅型って?
琉球紅型とは、沖縄の伝統的な染物です。紅型の歴史は古く、13世紀頃に中国から伝わったとされています。当時は、中国の染物技術を参考にして、沖縄独自の染物が作られました。

琉球紅型の特徴は、色鮮やかで華やかな模様です。模様は、自然や動物、植物などをモチーフにしたものが多く、沖縄の文化を感じることができます。また、琉球紅型は、手作業で染められているため、一つ一つの柄が異なり、世界に一つだけの作品です。

琉球紅型は、沖縄の伝統的な文化として、大切に受け継がれています。現在では、着物や帯、バッグなどのファッションアイテムとして、また、インテリアや雑貨として、広く愛されています。

琉球紅型の歴史と特徴について、詳しく見てみましょう。

琉球紅型の歴史
琉球紅型の歴史は、13世紀頃に中国から伝わったとされています。当時は、中国の染物技術を参考にして、沖縄独自の染物が作られました。

琉球紅型の最初の頃は、藍染めの技法で染められていました。しかし、16世紀頃に、中国から新しい染物技術が伝来したことで、琉球紅型の技術は大きく発展しました。新しい染物技術は、紅花を使って染める技法で、この技法によって、琉球紅型はより色鮮やかで華やかなものとなりました。

琉球紅型は、17世紀頃には、沖縄の王族や貴族の間で流行し始めました。琉球紅型は、その華やかな模様と美しさから、王族や貴族の間でステータスシンボルとして珍重されました。

18世紀頃には、琉球紅型は、一般の人々にも広く普及するようになりました。琉球紅型は、その美しさから、沖縄の伝統的な文化として、大切に受け継がれてきました。

沖縄県 琉球紅型 歴史特徴

琉球紅型の特徴
琉球紅型の特徴は、色鮮やかで華やかな模様です。模様は、自然や動物、植物などをモチーフにしたものが多く、沖縄の文化を感じることができます。また、琉球紅型は、手作業で染められているため、一つ一つの柄が異なり、世界に一つだけの作品です。

琉球紅型の染め方には、いくつかの種類があります。代表的な染め方には、型染めとろうけつ染めがあります。型染めは、型を使って染める技法で、ろ

うけつ染めは、ろうを使った技法です。

型染めは、琉球紅型の最も一般的な染め方です。型染めでは、布に型を当てて、染料を塗り付けます。ろうけつ染めは、型染めよりも複雑な染め方です。ろうけつ染めでは、布にろうで模様を描いて、その部分を染料が染み込まないようにします。

琉球紅型は、その美しさから、沖縄の伝統的な文化として、大切に受け継がれてきました。現在では、着物や帯、バッグなどのファッションアイテムとして、また、インテリアや雑貨として、広く愛されています。

琉球紅型は、沖縄を代表する伝統工芸品です。紅型の製作工程は、大きく分けて以下の8工程に分けられます。

  1. デザイン
  2. 型彫り
  3. 型置き
  4. 色差し
  5. 隈取り
  6. 蒸しと水元
  7. 仕上げ
  8. 縫製
  9. デザイン

まず、紅型のデザインをします。デザインは、紅型作家の自由な発想で作られます。沖縄の自然や文化をモチーフにしたデザインや、現代的なデザインなど、様々なデザインがあります。

2型彫り

デザインが決まったら、型紙を作ります。型紙は、木彫りやプラスチック彫刻などで作られます。型紙は、細かく彫られるほど、紅型の模様が細かく繊細になります。

3型置き

型紙を布に置き、糊を塗ります。糊は、デンプンや小麦粉などから作られます。糊を塗った布を型紙の上から押さえ、模様を転写します。

4色差し

模様が転写された布に、色を塗ります。色は、天然の顔料や合成顔料などから作られます。色を塗る際は、筆や刷毛を使用します。
琉球紅型色差し

5隈取り

色が塗られた布に、隈取りをします。隈取りとは、模様の輪郭を濃い色で塗ることです。隈取りをすることで、模様が立体的に仕上がります。

6蒸しと水元

色が塗られた布を蒸し、色を定着させます。蒸し終わった布を水に浸し、糊を落とします。

7仕上げ

布を乾燥させ、仕上げを行います。仕上げには、アイロンがけやアイロンプリントなどが使用されます。

8縫製

紅型の衣服や小物は、縫製して完成します。縫製は、手縫いやミシンで行うことができます。

琉球紅型は、長い歴史と伝統を持つ伝統工芸品です。紅型の製作工程は、とても複雑で手間がかかります。しかし、その分、美しく繊細な紅型が完成します。

今は琉球紅型の工房も少なくなってきましたが、いせや呉服店では各展示会において琉球展を開催したり、現地に産地見学や研修に行ったりと沖縄の文化に触れるイベントも開催しております!

6月16日㈮~20日㈫の五日間、深谷本店にて「大創業祭」を開催致します!
琉球紅型のお着物はもちろんですが、他にも沢山のお着物を準備しております。気になった方は是非ご来店下さいませ!

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いせやグループは埼玉県深谷市・鴻巣市・東松山市・熊谷市・上里町・本庄市・川越市に店舗がある老舗呉服店です。

晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。

 

いせや呉服店では「前結びの着付け教室」を開催しております。ぜひお気軽にお越しくださいませ。

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