2023年9月14日

着物を着る時に必要な小物全てご紹介致します。鴻巣店

着物を着る時に必要な小物全てご紹介致します。鴻巣店

皆様こんにちは。

いせや鴻巣店店長の大野と申します。

2023年も、あっという間に9月ですね。

あと4ヶ月で今年が終わってしまうなんて信じられません。

やり残しや後悔のない4ヶ月間にしたいです。

 

そして今月9月は、いせや鴻巣店のオープン16周年です。

お客様皆様に愛されて、無事に16周年を迎えることが出来ました。

本当にありがとうございます。

いせや鴻巣店店長として、今後も皆様に愛されるお店作りをして参ります。

今後とも宜しくお願い致します。

 

そして16周年にちなんだ、大感謝祭を9/22(金)~9/25(月)に開催致します。

皆様に楽しんで頂けるイベントとなっておりますので、是非皆様ご来場下さいませ。

いせや鴻巣店16周年大感謝祭のご予約はこちらから

 

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着物の畳み方について 鴻巣店

 

さて今回は、着物を着る時に必要な小物を全てご紹介させて頂きます。

着物を準備する際に参考にして頂けたら幸いです。

 

長襦袢・着物を着る前に

 

足袋

「たび」と読みます。

一番初めに足袋を履きましょう。

足袋を履く時にかがむことによって着崩れてしまうことを防ぐためです。

 

和装用ブラジャー

名前の通り、和装専用の下着です。

通常の下着のようなワイヤーやカップはありません。

胸のボリュームを抑えるために使用します。

胸の上のくぼみの所には、胸元をなだらかに綺麗に見せる為にパッドが入っています。

着物だけでなく、浴衣でもおすすめです。

 

肌襦袢・裾除け

肌襦袢

「はだじゅばん」と読みます。

長襦袢・着物を着る前に必要な下着です。

着物に直接肌が触れないために着用し、汗や皮脂から着物を守ります。

素材は綿などの汗を吸収しやすい素材で作られているので、自宅で洗濯することが出来ます。

 

裾除け

「すそよけ」と読みます。

「おこし」と呼ぶ方もいらっしゃいます。

腰部分に巻き付けて使用します。

肌襦袢同様、汗や皮脂から着物を守り、自宅で洗濯が出来るものです。

裾除けを着ると裾さばきが良くなり、着物が足にまとわりつくことがない為、歩きやすくなります。

肌襦袢と裾除けがつながったワンピース型のユニペッチのタイプもあります。

 

タオル

腰部分の凹んだ部分に入れることで、なだらかで綺麗な着姿に。
タオルを体に巻くことで、腰紐をした際も体に痛さが響かないです。

タオルも綺麗にたたむのではなく、あえてタオル同士をずらして入れることによって、タオルと体の境目がなだらかになり、自然な曲線になります。

凸凹がなくなると、帯の仕上がりも綺麗ですよ。

 

襟芯

「えりしん」と読みます。

長襦袢の襟の内側に入れます。

入れる向きは襟芯の先が新幹線のような形になる向きで入れます。

背中心から見て、左右対称になるように入れましょう。

襟芯を入れることによって、襟がピシッと綺麗に整い、衣紋をしっかり抜くことが出来ます。

 

長襦袢・着物を着る時に

 

伊達〆

「だてじめ」と読みます。

長襦袢・着物にひとつずつ、合わせてふたつ使用します。

一つ目は長襦袢を着た際に、襟を動かさない為に締めた腰紐をおさえる役割があります。
二つ目はおはしょりを作り、そのおはしょりをおさえる役割があります。

着崩れ防止に重要なものですよ。

 

腰紐

「こしひも」と読みます。

長襦袢・着物で合わせて4本必要です。

タオルをおさえるのにも、使用する場合もございます。

絹や木綿、モスリンのものが一般的です。

私はモスリンのものがおすすめです。

ポリエステルのものは滑ってしまう為、着崩れの原因になります。

 

コーリンベルト

着物の襟を固定し、襟元の着崩れ防止の為に使用します。

コーリンベルトを使用することにより、重ね襟も固定し襟元が広がらずに済みます。

着物の襟に使うことが主ですが、長襦袢の襟合わせにも使用することが出来ます。

コーリンベルトを使用することによって、おはしょりの処理も楽になりますよ。

 

帯を締める時に

 

帯板

「おびいた」と読みます。

前板という言い方をすることもあります。

ベルトありの帯板の場合は、先に着物の上に帯板をつけてから帯を締めます。

ベルトなしの帯板の場合は、半分に折った帯の間に挟んで使用します。

ほとんどの方は、自装する場合ベルトありを使用することが多いかと思います。

帯をピンと張りシワを防ぎ、帯締めを綺麗に締めることが出来ます。

 

帯枕

「おびまくら」と読みます。

お太鼓を作る為の必需品です。

帯の形を作り、背中に固定します。

帯枕をしっかり固定することで、帯が落ちることを防ぎます。

締める力が弱いと、お太鼓部分が背中から浮いてしまい隙間ができてしまいます。

その為、帯枕を締める際は、しっかりめに締めることがおすすめです。

 

帯揚げ

「おびあげ」と読みます。

先程ご紹介した「帯枕」にかぶせます。

ちらっと帯揚げが見えることによって、華やかさが増します。

ほんの少ししか見えませんが、着物のコーディネートに色を添える、とても重要なものです。

 

帯締め

「おびじめ」と読みます。

帯が崩れないように帯を固定し、帯の中心に来る紐のことです。

着付の最後に帯締めを締めます。

帯揚げ同様、コーディネートにおいてとても大切なものです。

色・柄・太さ、様々種類が豊富なので、お着物に合わせてコーディネートを楽しむことが出来ます。

 

 

前結び教室で使用するもの

ここまで着付をする時に必要な小物をご紹介させて頂きました。

また、いせや呉服店グループが開催している前結び着方教室では、前結び専用の道具を使用します。

「前結び」ですので、帯を前で作り、後ろにくるっと回します。

前結び着方教室は、「きれい」「簡単」「着崩れにくい」「苦しくない」をモットーに、小物も着物が着やすいように作られています。

前結び着方教室の道具について詳しくはこちらから

お着物や道具をお持ちでなくても、まずはお気軽に見学や体験をすることが出来ます。

このブログを読んで分からないことや不安なことがございましたら、いつでもお気軽にいせや鴻巣店にお問い合わせください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

いせや鴻巣店では、前結び着付教室を、毎週金曜日・日曜日・月曜日午前コース・午後コース計6回開催しております。
まずは、ご見学からのご参加も可能です。

ぜひ着付を覚えて、ご一緒にきもの旅行に行きませんか?

 

着物が自分で着られないけれど、こちらを見て着物にご興味が湧きました方は、是非この機会に無料体験レッスンにお申し込み下さい。
少人数制での開催となっております。

初心者方でも一から丁寧に、且つ分かりやすくお教えさせて頂きます。

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