2023年10月2日
お着付けに使う小物について・・東松山店
こんにちは!いせや呉服店東松山店の池田です。
やっと涼しくなりましたね。
色々と楽しみな秋の季節が長く続くといいなと願っています。
先日もお出かけ先で見かけたモンブランのスイーツに秋を実感しました。
もちろん、美味しかったです(#^^#)
季節や気候がよくなるこの時期はお祝いなどでお着物を着る機会が増えてまいります。
着物を着たいけど何もわからない・・
これを持ってきてと言われたけど何のことかさっぱりわからない・・という方へ
着物を着る時に使う小物・道具について少しお話させていただきます。
当店では、お着付けに必要な小物は店頭にいつでも取り揃えておりますので
ご相談等もお気軽にお立ち寄りくださいませ。
一般的なお着付けに必要な小物は・・
・腰ひも ・伊達締め ・帯枕 ・帯板
・コーリンベルト ・衿芯
が必要になります。
それぞれの用途をお話いたします。
腰ひも
腰ひもは、名前の通り、紐です。
お着物や長襦袢や補正を固定するために使用します。
腰あたりで使う事が多いです。
お着物がずり落ちてしまわないように、しっかりと結びます。
長さは、一般的な長さの物や長い物があります。
体型に応じてしっかりと結べる長さのものをご用意ください。
素材も色々なものがあります。
モスリン・綿・化繊・絹 で作られたものがあります。
しっかりと結びたいなどのお好みでお選びください。
伊達じめ
伊達じめは、少し幅の広い紐状のもので、中心あたりは固くなって
いたり、芯が入っていますが両端は結べるように柔らかくなっています。
用途としては、長襦袢やお着物の衿が動かないように、腰ひもの上から
抑えておいたり、お着物のおはしょりの長さを調節したりするものです。
こちらも、素材が 絹や化繊、一部ゴムになっていたり、
全体がゴムのマジックベルトな物やクリップ付のものなどがあります。
伊達じめは色や柄も豊富なので、どれが伊達じめなのか迷ってしまう事が
多いと思いますが、いつでもお気軽にご相談くださいませ。
帯枕
帯枕は、小さい枕のような膨らんだものの両端から紐が付いていて
結べるようになっているものす。
全体が長いガーセでくるまれているものが多いです。
帯枕にも形が色々とありますが、一般的にお太鼓を結ぶ場合に使用するものは
横に細長い形のものを使用します。
帯の形をきれいにしたり、帯が体にフィットするように結ぶのに使用します。
帯板
帯板は名前の通りに板状になっています。
帯の下や帯に挟んで、帯にしわが寄らないように使用します。
長さは体の前に使うものや後ろに使うもの、体を一周まいてしまうもの
など色々あります。
板の両端にゴムベルトが付いているものもあります。
一般的なお着物を着つける際には長さは50センチ前後の前板を使用します。
コーリンベルト
コリンベルトは、ゴムの両端にクリップのついているものです。
クリップはプラスチック製や金属のものがあります。
ゴム部分の長さが調節できるようになっています。
お着物の衿を固定したり重ね衿が動かないようにしようします。
コーリンベルトは、たくさん使ったり、長年使用していないと
クリップ部分が壊れてしまったり、ゴムが伸びきってしまったりしている事がありますので
使用する前には確認が必要です。
衿芯
衿芯は細長いものです。
幅は4cmほどで、長さが80センチほどの物になります。
長襦袢の半襟の下に差し込んで使用します。
素材はプラスチック製や一部布が使われているものがあります。
少しカーブしていたり、細かい穴のあいたものなどありますが、
お好みの着姿に合わせて使用します。
今回は代表的なものを、見た目でわかるようにお話させていただきました。
お着物が初めての方などは、名称などもわからないと思います。
心配なことや、わからない事がありましたら、
いつでもお気軽にご相談くださいませ。
当店では、お着物初心者の方でも楽しく♪
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いつからでも、何にも知らなくても始められちゃいます。
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