2024年3月6日
入学式におすすめの訪問着 どんな柄や色がおすすめ
皆さまこんにちは◡̈ෆ
いせや制作部の小沼です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます！
そろそろ入学式シーズンが近づいてきましたね♪
ここで一番悩むのは「服装」ではないでしょうか。
何を着ていこうかクローゼットから洋服をひっぱりだし、
アレコレ組み合わせてみたりと、本当に悩みますよね！
初めて参加される方はもちろん、慣れている方も、
フォーマルコーデは悩みの種でもあります。
そんな方におすすめなのが「和装のオケージョンスタイル」です！
無難なフォーマルコーデもいいけれど、ちょっとだけ変化を加えて、
大切な入学式の記念日を、より一層華やかな思い出にしてみませんか？？
今回は「入学式におすすめの訪問着 どんな柄や色がおすすめ？」をテーマに、
和装オケージョンスタイルのおすすめコーデをご紹介いたします。
●入学式におすすめの訪問着は？
・そもそも訪問着とは、どんな着物？
訪問着は留袖に次ぐ格の着物で、紋を入れれば準礼装、紋がないままなら略礼装となります。
胸や袖、裾などに柄付けされていて、着物全体が一枚の絵のようになっているのが特徴で、
入学式などの式典や結婚式などおめでたい場にふさわしいうえ、年齢や未婚既婚を問わずに着られる便利な着物として重宝されています！
最近の傾向としては、紋がない訪問着の方が多く、幅広いシーンで着用できることから“無紋”が人気となっております。
また、レンタルを利用する方も多いため、紋のない訪問着を着用する方が増えており、入学式に無紋の訪問着でも問題はないでしょう。
着物初心者の方は、和装のオケージョンスタイルに抵抗があるかもしれませんが、
お着物は晴れやかな場にふさわしい装いですので、堂々と着用してくださいね！
ただ、あくまでも主役はお子さまですので、着物を選ぶ際は注意が必要です。
安心して当日を迎えるためにも、入学する学校の様子や、着物を着ている方がどれくらいいるか？どんな着物が多いか？など、
事前にきちんと情報を収集しておくといいでしょう♪
・入学式の着物で注意すべき点は？
着物だからと難しく考える必要はありませんが、洋装のフォーマルと同様に派手過ぎず格と季節感を合わせるようにしましょう。
あくまでもお子さまが主役ということを意識していただければ、あとは自由に着物を楽しんでくださいね！
※後述の「・こんな柄は避けましょう」にて、柄選びの際の注意点をご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
・バッグや草履、上履きなど小物選びは？
バッグは小さめなもののほうがバランスが良いです。クラッチバッグやハンドバッグなど、和装用に限らず洋装用のバッグでも着物の雰囲気に合っていれば大丈夫です。学校からの配布物を想定し、折り畳めるサブバッグ等を準備しておくと安心ですよ！
草履は、白や淡い色合いで高さのあるものがベター。入学式では、草履を脱いで上履きに履き替えることがほとんどなので、上履き選びも重要です。足袋の色に近い白やベージュ系のヒールスリッパは全体のバランスも良く、足元の冷え対策にもおすすめです。底が薄い上履きの場合、着物の裾を床に擦ってしまう恐れがあるので要注意です。
●おすすめの柄や色は？
訪問着には様々な柄や色がありますが、
主役はお子さまであり、母親はわき役ですので着物の色や柄は華やかになりすぎないように、抑えたものにすることがポイントです！
ここでは、おすすめの柄や色をご紹介します。
入学式は喜びや希望を表現する淡いピンクやクリーム、ベージュ、若草色や藤色などがオススメです。
上品で優美な花柄、松竹梅や扇などのおめでたい柄といったものを選べば、間違いないでしょう。
濃いピンクやオレンジ、赤など、派手な色は避けるのがマナーです。
・入学式にふさわしい！おめでたい古典柄の訪問着
春の訪れを感じさせる薄い緑の地色に、流水や雲取り、扇、裾には宝尽くしというおめでたい古典柄を品よくあしらった訪問着。
格調高い袋帯を合わせれば、まさに入学式という門出にふさわしい装いに。
・入学式はおしゃれに！薄いブラウンに紫ぼかしの訪問着
薄いブラウンの訪問着。気品あふれる辻が花文様と、裾には紫のぼかしが施されていますが、落ち着いた色合いだからこそ華やかになり過ぎず、全体的におしゃれな印象に。大人の着物上級者に着てほしい一枚。
・優美に輝く淡い黄緑色の訪問着
淡い黄緑色に、優しい色合いで品よく施された辻か花模様が美しい訪問着。一見、優美な印象ですが、光の加減でやわらかく輝く生地のため、入学式にも着られます。
●こんな柄は避けましょう
ダイナミックな柄、派手な色や柄、柄のボリュームが多いもの、モダンな柄、柄が桜の花だけの場合。
いくら淡い色の生地を選んでも、派手な色合いの大きな絵柄が目立つように入っていては意味がありません。
お子さまたちより目立つことがないよう、大柄なものや柄のボリュームが多いものなどは避け、華美ではなく品よく優美な印象の絵柄を選ぶことが大切です。
さらに、気をつけなければいけないのが花柄を選ぶ場合。
入学式の頃といえば、桜をイメージしてしまいがちですが、着物は季節を先取りして楽しむものとされているため、すでに散り始めている桜だけを柄にしたものは、無粋だと思われてしまいがちなのです。
季節感を表現したいなら、桜だけでなく牡丹や藤など、他の春の花もあしらわれているものを。また、四季折々の花の中に桜が入っているものなら、問題はないでしょう。
●まとめ
入学式で着る訪問着は、控えめな色と柄の着物を選びましょう！
このポイントさえ押さえてしまえば、「和装オケージョンスタイル」は、そんなに難しいものではありません♪
フォーマルな衣装として堂々と着用できますので、自信を持って挑戦してみてくださいね！
お子さまと一緒に写真を撮られると、より一層ステキな記念になりますよ♪
いせやでは気軽にレンタルもできますので、お着物を持ってない方はぜひご利用ください！
最後までお読みいただきありがとうございました◡̈ෆ
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