2024年3月18日
いせや呉服店創業150周年プロジェクト「桑の木植樹会」開催いたしました!!
いせや呉服店創業150周年記念プロジェクト「桑の木植樹会」を2024年3月16日に開催いたしました!
いせや呉服店は来たる2024年5月1日より創業149周年を迎え、150周年を目前に迫っております。149周年~150周年の2年間を『150周年記念プロジェクト』と銘打ち、沢山のプロジェクトを皆様と一緒に開催して参ります!
これからのいせや呉服店に是非ご期待下さい。
今回3月16日に開催された「桑の木植樹会」は、この150周年記念プロジェクトの”前夜祭”!群馬県前橋市(赤城山の麓)に150周年記念の成功を祈願して、桑の木の植樹を行いました。
この記念イベント前夜祭には、いせやのお客様代表として5名のお客様にご参加いただきました!
前夜祭へのご協力に感謝申し上げます。
当日は幸いにも天候に恵まれ、前夜祭にもふさわしいお日柄だったのではないかと感じております。
御祈禱風景
はじめにご祈祷をしていただいた後に植樹開始ということで、ご祈祷は養蚕の神社である鷺宮咲前 神社の宮司様よりご祈祷いただきました。
なんと山本太一群馬県知事からの激励のお言葉も!
今回ご参加いただいたいせやのお客様代表5名の参加者の皆様は、お着物が汚れないようにいせやスタッフが全力でサポートいたしましたのでご安心を。
いざ、植樹スタートです!
植樹する桑の木は、思いのほか土をあまり深く掘りすぎないのが上手くいくコツだそうです。
皆様突然の強風に耐えつつも順調に植樹することができました。
ちなみに「桑茶」といってお茶としても飲むことができます。
また桑の木は成長が早くなんと一年で3メートルも成長するそうです。剪定が大変だとのことで、うっかり庭に植えてしまったら大変ことになるとか、、^^;
皆様、桑の実はご覧になったことがありますか?
熟すと黒紫色の実が成ります。その色を「どどめ色」と言うそうです。
今回は日本蚕糸絹業開発協同組合にご説明いただきましたが、「どどめ」を漢字にすると「土留め」になるそうです!
以前は河川等の土砂崩れを防ぐ堤防に使われていたとのことでしたよ。
集合写真
お着物での植樹作業はなかなか一仕事だったようにも感じますが、無事終了。
皆様大変お疲れ様でした!!
お食事会
今回のランチは、伊勢崎にある「上州田舎屋」で一息。
一仕事終えた後は美味しい食事で回復するに限りますよね!
店内は昔ながらの落ち着いた雰囲気のお店で、疲れを癒しつつ楽しく食事をする事が出来ました。
裏地問屋さんの見学
最終目的地の絹小沢さんへ。
着物を着用する際には欠かすことのできない「長襦袢」。
長襦袢は一体どのように仕上がるのでしょうか?
桑の葉は絹の元である蚕の餌になります。
絹織物一反を作るのに、桑の葉98㎏を蚕が約2,700頭で消費してようやく絹織物一反が出来るそうですよ。
これは桑園10アールから約20反程しか取ることが出来ないそうです。
繭は着物だけでなく、様々な形状への加工技術や遺伝子組み換えカイコによる様々な機能をもつタンパク質生産等の先端技術研究が進んでいます。
例えば絹特有の保湿効果を利用し、化粧品等で身近に利用されているようです。
2025年にいせや呉服店グループは150周年を迎えます。たくさんのイベントを開催する予定ですので、是非いせや呉服店に遊びにご来店ください!!
創業150周年を迎えるいせや呉服店グループを今後ともよろしくお願いいたします。
こちらのブログを最後までお読みいただきありがとうございました。
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いせやグループは埼玉県深谷市・鴻巣市・東松山市・熊谷市・本庄市・に店舗がある老舗呉服店です。
晴れの日の着物からカジュアル着物まで、呉服全般を取り扱っているほか、着物のお手入れのご相談なども承っております。
いせや呉服店では「前結びの着付け教室」を開催しております。ぜひお気軽にお越しくださいませ。