2024年10月25日
お宮参りや七五三のお祝い時に着ていい着物の種類について
皆さまこんにちは◡̈ෆ
いせや制作部の小沼です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
朝晩が冷えてきてすっかり秋ですね♪
この季節といえば妙に恋しくなるのが「モンブラン」です♡
先日、ケーキ屋さんで今年初のモンブランケーキを食しました♪
見た目もとっても可愛らしくて、絶品のモンブランを堪能しました♡
みなさんも秋を満喫されていますか☺︎?
さて今回は、「お宮参りや七五三のお祝い時に着ていい着物の種類」をご紹介します!
お宮参りや七五三といった「お祝い時」には、日本の伝統的な着物を着て、
素敵な思い出を残したいと考えるお母様も多いのではないでしょうか?
けれど、「どんな着物を着ればいいか分からない…」と、お悩みの方も多いと思います!
そこで、本記事ではお宮参りや七五三に行く際の、母親にふさわしい着物の種類をご紹介します。
しっかり着物の知識を身につけ、自信を持って「和装コーデ」にチャレンジしてみてください♪
●お宮参りの場合|母親はどんな着物を着る?
母親のお宮参りの着物は「訪問着」「付け下げ」「色無地」の中から選ぶのが一般的です。
ここでは、それぞれの着物の特徴や魅力をご紹介します。
着物選びのポイントや、季節ごとのおすすめ生地も見ていきましょう。
●訪問着
訪問着は準礼装にあたる着物です。ゲストとして参加する結婚式・披露宴や、入学式・卒業式などの式典、お茶会といったあらゆるシーンで活躍します。昔のお宮参りでは、礼装の黒留袖(くろとめそで)を着るのがマナーでしたが、最近は準礼装や略礼装での参拝が主流です。
訪問着は、着物全体に絵柄がひと続きに描かれているのが特徴で、伝統的な古典柄から華やかな洋風の柄までさまざまなデザインがあります。
●付け下げ
付け下げは略礼装にあたる着物です。裾や袖、肩、胸に柄がとびとびにちりばめられていることが多く、訪問着と比べると控えめでシンプルな印象になります。
すっきりしていながらも、さりげない華やかさもあるため、主役を引き立てたいお祝い行事にぴったりです。合わせる帯で雰囲気を変えれば、幅広いシーンで活躍してくれます。
●色無地
色無地は、白生地を黒以外の一色で染めた柄のない着物です。紋なしの色無地は食事会やパーティーといったカジュアルな場面で使用され、紋入りはフォーマルな場面で使われます。
柄のない色無地はシンプルで落ち着いた印象のため、お宮参りに着用するとお子さまの衣装の華やかさが際立つでしょう。年齢やトレンドを問わず、長く利用できるのもうれしいポイントです。
●着物の色は「淡くて明るめ」がおすすめ
お宮参りなどのお祝い行事には、派手すぎない明るめの色の着物が人気です。母親の着物は赤ちゃんの衣装より目立たない色を選ぶのが基本ですが、地味になりすぎず、ほどよく華やかに装いましょう。
薄ピンク色やクリーム色、薄紫色、水色、薄黄色、若草色などの淡くてやさしい色がおすすめです!
●6月〜9月におすすめの着物
着物には夏用と冬用があります。6月〜9月には「単衣(ひとえ)」と「薄物(うすもの)」と呼ばれる夏用の着物2種類を着分けるのが一般的です。
「単衣(ひとえ)」は裏地のない着物で、6月と9月に着用します。「薄物(うすもの)」は絽(ろ)や紗(しゃ)、麻といった透け感のある通気性の高い素材で作られた着物です。暑さの厳しい7月・8月に着用します。室内はクーラーが効いて肌寒い場合もあるので、念のため冷房対策のストールや羽織れるものを持参しましょう。
●10月〜5月におすすめの着物
寒さを感じる時期には、裏地のついた「袷(あわせ)」の着物を着用します。風を通しにくく、見た目にも重厚な雰囲気になるのが特徴です。
お宮参りでは、屋外にいる時間が長くなる場合もあります。冬の参拝では保温性の高いインナーを着用したり、ウール素材などの暖かいストールを持参したりして、防寒対策を徹底しましょう。
●七五三の場合|母親はどんな着物を着る?
七五三でお子様に晴れ着を着せるのであれば、やはり母親も着物で神社に参拝したいものですよね♪
では、どんな着物が七五三の母親の服装として、ふさわしいのでしょうか?
七五三の場合も、お宮参りと同じで訪問着や付け下げ、色無地なら問題ありません。
大切なのは、これらの中からどの着物を選んだ場合でも、華美すぎない落ち着いた色と控えめな柄の着物を選ぶことです。
●訪問着
七五三で母親が着るのに特におすすめなのが、フォーマルシーンの強い味方「訪問着」です。
色柄ともに豊富な訪問着は、七五三で着る母親の着物としてもっとも重宝されています。
明るい色調で薄い色、おめでたい柄が入っている訪問着がオススメです。
また、訪問着は、七五三以外でも結婚式やパーティーなどのお呼ばれの場面でも着ることができる着物です。
子どもが成長してからの入学式や卒業式などで着ることもできるので、購入して持っていても使い道があるのがメリットです。
●付け下げ
もともと、訪問着よりも豪華さを抑えた着物を作るために生まれたのが付け下げです。
そのため訪問着よりも柄が控えめで、落ち着いた装いになるため、七五三にも向いています。
●色無地
白地、黒地以外の無地の着物なので、訪問着や付け下げよりもさらにシンプルなデザインが特徴。
一色で染められていて、訪問着のような模様はなく、控えめな模様が入っていることもある付け下げよりも落ち着いた印象になります。
柄がないシンプルな着物のため、主役の子どもを引き立てるのにはピッタリです。
ただし、七五三はお祝い事ですから、明るい色合いのものがオススメです!
●こちらもオススメ! 江戸小紋
普段着といわれる小紋や紬は七五三などの晴れの日には不向きですが、例外として、江戸小紋、中でも三役(鮫、行儀、通し)と呼ばれる礼装向けの柄ならば着ることができます。
大人の粋な装いになるので、30代後半以降の母親にオススメです。
お宮参りや七五三は日本古来の伝統行事で、神社へお詣りもするので着物姿はぴったりです。
準備や身支度は少し大変ですが、お子様にとっても母親にとっても素晴らしい記念になるに違いありません♪
ただ、あくまでも主役は「子ども」ですので、付き添いの母親はそれよりも格を抑えた着物で、
あまり華やかすぎない控えめで落ち着いた色柄を選ぶのがポイントです!
●お宮参りや七五三の着物はネットレンタルもOK!
いせや呉服店では、お宮参りや七五三などさまざまなシーンでお召しいただけるレンタル着物を豊富に扱っております。
下記ページより、レンタル着物のご予約が可能ですので、お気軽にご利用ください!
また、店舗にてお着物をお選びいただく際に、用途が七五三やお宮参りであることをお伝えくだされば、
その旨を考慮した着物の色柄や帯合わせをご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
お子様の晴れの日に、親子で着物を着れば一緒に並んだときに写真映えはもちろん一生の思い出になります♪
女の子なら、「ママと一緒に着物を着たい」という子もいるでしょう。
ぜひ「特別な日」には、日本の伝統的な着物を着て、最高の思い出をより一層素敵なものにしましょう!
いせや呉服店は、みなさまの着物デビューを応援しております♡
最後までお読み頂きありがとうございました!
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