深谷本店 2022.01.18

振袖を着るために必要な小物とは?知ってそうで知らない事を教えちゃいます！　深谷本店

こんにちは、深谷本店の「かわべ」です。

今年の成人式はとても天気が良く、風もない穏やかな一日になりました。
無事に皆さんがお祝いできたことを嬉しく思っています＾＾。
これから成人式にむけて振袖の準備をしている方には、今年の成人式にでた方達からの写真をアップしていますので、ぜひ、見てほしいです。

こんかいは、振袖を着るために必要な小物のご案内です。
皆さん洋服を着るときにはいつもの事なので悩むことは無いですが、いざ振袖を着るのに必要なものって何だろう？何となくは分かるような？という感じではないでしょうか。
実際にお客様からも振袖一式はDMとかにも載っているから分かるけど、他に必要なものは？と、質問をされる事が多いので1つ1つご紹介いたします。

＊肌襦袢（はだじゅばん）・裾除け（すそよけ）

長襦袢の下に着ていただく下着になります。二つがつながった着物スリップもありますが、どちらでも着付けには特に問題なくお使いいただけます。

＊帯板（おびいた）

帯板には、前板と後ろ板があります。帯を結ぶときに中にいれる物で、入れることによって帯がしっかりと結ぶことができて、とても綺麗に見えます。
前板はお腹側の帯に挟んで使います。後ろ板は振袖を着付けるのに必要でほかの着物を着るときには使いません。なぜ振袖に必要かというと、帯を飾り帯にするので、後ろもしっかりとさせる為です。

＊帯枕（おびまくら）

帯を飾り結びする時の土台になります、また、ボリュームを出すためにもなります。
お店には、大きさが２種類（大、小）くらいありますが、振袖に使うのは小さい方で大丈夫です。

＊腰紐（こしひも）

振袖を綺麗に着るために、着物を結んで固定するために使います。また、調整に使ったりもしますので、４本あれば大丈夫です。　ただ、着付けをする方によっては変わることもあるので、確認をしておくのが良いかと思います。

＊伊達締め（だてじめ）

腰紐の上から結ぶのにつかいます。この事によって、腰紐が安定させられるので、着崩れなどの心配も少なくなります。着付けには２本必要になります。３種類くらいありますが、一般的に、ポリエステル・ゴムタイプ・正絹などがあります。価格などの違いもありますがポリエステルで十分だと思います。

＊コーリンベルト

ゴム紐の両側にクリップがついていて、着物の衿先にクリップを留めることにより、衿の着崩れをふせぐのに使います。

＊三重仮紐（3じゅうかりひも）

振袖の着付けに必要な小物になります。帯を飾り帯にする際に必要になります。
昔はなかったのですが、帯をいろいろと可愛く結ぶのに必要になり、近年では必需品になっています。

＊衿芯（えりしん）

長襦袢の衿のところに入れて使います。入れることによって衿がしっかりとして、綺麗な衿になります。

＊足袋（たび）

これは知っているという方が多いかと思いますが、今でいうと靴下的な物になります。
サイズは普段履いている靴のサイズで良いと思いますが、心配ならお店の人にサイズを確認してもらうと安心です。サイズが合っていないと草履を履いたときに歩きずらくて、足を痛めてしまうことがあるからです。

＊和装ブラ

振袖を着付けるときに、普段使っている下着は着けられないので、変わりになるものです。
体のラインを綺麗にしてくれて、着姿がとても良くなります。これが1つあれば、卒業袴や浴衣（ゆかた）を着るときにも使っていただく事ができるインナーです。

いかがだったでしょうか。振袖を着付けるのにもいろいろ必要なものがあります。普段は、なじみがないのでピンとこないと思います。実際、私の妻も娘も知らなくて、娘には、紐をなんで何本も使うの？ボタンやチャックじゃダメなのと言われ、確かに洋服を着るのに紐は使わないなと変に納得しかけてしまう事がありました。振袖を期に少し知って貰えたらと思っています。

「いせや」では、振袖の購入・レンタルを決めて頂いたお客様にはセットにしてプレゼントさせて頂いています（和装ブラを除く）。また、持ち込みプラン（ママ振り）の方にも足りないものを一緒に確認していますので、まずは、ホームページから来店のご予約をお願いします。