今週のイチオシ 2025.08.21

今週のイチオシ！　赤の振袖コーディネートのご紹介！　東松山店

成人式の節目を彩る特別な日に着る、とっておきの振袖。数ある色の中でも、ひときわ存在感を放つのが「赤」の振袖です。赤という色は、古くから魔除けや生命力を表す縁起の良い色とされ、日本の伝統衣装において特別な意味を持つ色です。特に振袖では、若々しさ、情熱、そしてお祝いの気持ちを最高に表現してくれる、まさにお嬢様のための色と言えるでしょう。

今回は、そんな赤の振袖の魅力を深く掘り下げながら、周りと差をつけるおしゃれなコーディネート術をご紹介いたします。

振袖の内覧・ご来店予約はこちら

振袖レンタルフルセット　￥305,800（税込）

※コーディネートの小物は一部オプションが含まれております。

※成人式年度によっては既にお貸出しが決定している場合がございます。

華やかさを引き立てる「赤」の魅力

赤は、見る人に情熱的で、エネルギッシュな印象を与えます。同時に古風で落ち着いた雰囲気も持ち合わせており、日本の女性の奥ゆかしさや芯の強さも表現できる、不思議な力を持つ色です。

赤の振袖は、顔色を明るく見せる効果があるため、写真映えも抜群。一生に一度の成人式をより華やかに彩ってくれます。また、古典柄からモダン柄まで、どんな柄とも相性が良いのも魅力の一つです。

「赤」を主役に引き立てる、コーディネート術

振袖姿の完成度は、帯や帯締め、重ね衿といった小物使いで大きく変わります。赤の振袖を主役に、全体をバランス良く見せるためのコーディネートのポイントを、小物別に見ていきましょう。

１．帯：個性と格式をプラスする

金・銀の帯；最も格調高く、華やかな組み合わせ。古典柄の振袖と合わせると、成人式らしい豪華なスタイルになります。

白・黒の帯：シンプルながらも存在感があり、赤をより鮮やかに引き立てます。モダンな柄の振袖と合わせると、クールで都会的な雰囲気。

同系色の帯：赤やピンク、オレンジなど、振袖と同系色の帯を合わせると、統一感のある柔らかな印象になります。

※今回のコーディネートは振袖の柄が豪華な分、帯まで同じように派手な色や柄にしてしまうと、全体がごちゃごちゃした印象になりがちです。しかし、このように品の良いシルバーグレーを選ぶことで、振袖の美しさを引き立てつつ、全体のコーディネートに「引き算の美」を加えています。

２．帯締め・帯揚げ：さりげないおしゃれを楽しむ

帯締め：パールやビーズなど、様々な種類の飾りの付いた帯締めがあります。ゴールドやシルバー、白など、振袖や帯に使われている色を選ぶことで、コーディネートのアクセントにすることの可能です。

帯揚げ：帯の上から少しだけ見える帯揚げは、顔周りを明るく見せる効果があります。振袖の色と反対の色を選ぶとメリハリがつき、濃い色の振袖には淡い色の帯揚げを合わせると柔らかな印象になります。

※今回は振袖の色の赤い帯締めでグレー系の帯にアクセントになるようコーディネートしています。帯揚げは重ね衿に合わせてクリーム色のレース帯揚げをコーディネートしています。

３．重ね衿：顔周りを華やかに

ゴールド・シルバー：豪華な印象になり、成人式らしい華やかさを演出します。

同系色やグラデーション：振袖の色と合わせると、一体感のある上品な印象に。

反対色：振袖とは全く違う色を選ぶと、個性的なスタイルになります。

※今回はクリーム色のパールの付いた重ね衿でお顔周りを華やかにコーディネートしています。

振袖の柄「菊」「牡丹（ぼたん）」「藤」の花の意味

「菊」は、古くから不老長寿を象徴する花として尊ばれてきました。秋の季節を代表する花ですが、四季を通して身につけることで、一年を通して幸せが続くようにという願いが込められています。この振袖に描かれた菊は、白、淡いピンク、そして紫がかった色合いで表現され、赤地の中で上品な華やかさを放っています。

「牡丹」は「百花の王」と称されるほど豪華で威厳のある花です。富貴、幸福、そして高貴さを象徴し、女性の美しさや豊かさを願う意味合いが込められています。この振袖の牡丹は、白や淡いピンクのグラデーションで描かれており、ふっくらとした花弁が着る人の優雅さを引き立ててくれるでしょう。

「藤」の長く垂れ下がる藤の花は、古来より女性の美しさや優雅さを象徴する文様とされてきました。流れるようなデザインが、着姿全体に動きと軽やかさを与え、まるで風になびく花々のような、幻想的な美しさを演出してくれます。