今週のイチオシ 2025.10.31

今週のイチオシ！　白の振袖コーディネートのご紹介！　東松山店

成人式の振袖というと、赤やピンク、最近では深緑や紺など、濃い色が人気ですが、白の振袖も根強い人気があります。

白は、清らかさ、神聖さを象徴する色であり、「何色にも染まっていない」ことから、成人という人生の門出を迎える若者にふさわしい色とされています。

今回は「白の振袖」のコーディネートについて詳しくご紹介いたします。

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※コーディネートの小物は一部オプションが含まれております。

※成人式年度によっては既にお貸出しが決定している場合がございます。

白の振袖の魅力

上品で清楚な印象：白は清潔感があり、柄が映えるため、華やかながらも品格のある着姿を演出します。
肌の透明感アップ：光を反射する白は、レフ板のような効果があり、顔周りを明るく、肌をより美しく見せてくれます。
帯や小物の色を選ばない：どんな色の帯や小物とも合わせやすく、コーディネートの幅が無限大です。可愛らしいパステルカラーから、キリッとした黒やゴールドまで、多彩なアレンジが楽しめます。

１. 帯のコーディネート：振袖の主役を引き立てる選び方

帯は、振袖全体の印象を大きく左右する重要な要素です。振袖が主役なので、帯はそれを引き立てる役割を担います。

今回のコーディネート：

帯は、振袖の白に合わせて白系を基調とした袋帯をコーディネートしています。振袖の柄が古典なため、大柄な幾何学模様のあえてモダンな柄の帯を合わせることで、個性的な着こなしを楽しむことができます。

他の帯の選び方：

色で楽しむ：
- 金・銀： 豪華さを強調したい場合は、金や銀の帯を選ぶのが定番です。
- 黒：振袖の華やかさを引き締め、シックで大人っぽい印象にしたい場合は、黒の帯がおすすめです。金や銀の刺繍が入った黒帯を選ぶと、より一層華やかさが増します。
柄で遊ぶ：
- 古典柄： 桜、扇など、振袖の古典柄と合わせることで、より格式高い印象になります。

２. 帯締めのコーディネート：小さなこだわりで差をつける

帯締めは、振袖の着姿を引き締める役割を持っています。色や結び方一つで、全体の印象が変わるため、細部までこだわりましょう。

今回のコーディネート：

帯締めは、黒色の組紐が使われており、中央には輪珠飾りのポイントが付いています。白系の帯を締める役割でありながら、上品な輝きを添えています。

他の帯締めの選び方：

挿し色として： 振袖や帯の色とは異なる、鮮やかな赤色を選ぶと、全体のアクセントになります。
統一感を出す： 帯揚げや半衿の色と帯締めの色を合わせると、まとまりのあるコーディネートになります。
飾り付き： パールやビーズ、花のモチーフなどが付いた帯締めを選ぶと、より華やかで可愛らしい印象になります。

３. 重ね衿・半衿・帯揚げのコーディネート

重ね衿、半衿、帯揚げは、振袖のコーディネートにおいて、帯締め以上に色や柄で遊べる部分です。

重ね衿： 首元に挿し色を入れることで、顔周りを華やかに彩ります。振袖の柄に使われている色や、帯締めと色を合わせると統一感が出ます。
半衿： 白の半衿が一般的ですが、刺繍入りのものや色柄物の半衿を選ぶと、個性が光ります。
帯揚げ： 帯揚げは、帯の上に少し見える部分です。絞りのものや、レース、刺繍など、様々な種類があります。振袖の地色や柄の色とリンクさせたり、あえて違う色でアクセントをつけたりと、コーディネートの幅が広がります。

振袖の柄「亀甲（きっこう）」「梅（うめ）」の意味

着物の柄の六角形は「亀甲（きっこう）」模様として知られ、長寿と繁栄を象徴する吉祥文様です。これは、「鶴は千年、亀は万年」にちなみ、縁起の良い亀の甲羅（こうら）を模したものです。古典柄として古くから親しまれており、格式高い印象を与え、成人式や結婚式などのお祝いの席で着用される振袖柄にふさわしい柄とされています。

梅は、まだ寒い冬の厳しい寒さに耐え、どの花よりも先駆けて美しい花を咲かせます。この姿から「逆境に耐え、花を咲かせる力」「力強さ」「忍耐力」の象徴とされています。また新しい始まりや希望を意味し、人生の門出となるお祝いの席にふさわしい柄です。