鴻巣店 2021.05.07

振袖には着る機会が実はいろいろあることご存じですか？鴻巣店

こんにちは。いせや・こまち鴻巣店の福島です。
ついに５月に突入ですね。2021年になってもう丸４か月。
１年の3分の1が過ぎてしまいました。本当にアッという間ですね。
最近はあったかいというよりも熱いと思うひも増えてきました。
季節の移り変わりを感じます。
さて今回ですがお振袖を着る機会について書いていこうと思います。
ぜひ参考にしてみて下さいね。それではいってみましょう。

振袖を着る機会

1、成人式

成人式にお振袖をお召になることは多くの方がご存じかと思います。
毎年成人式の開催日になると町に華やかなお振袖をお召になったお嬢様がたくさんいらっしゃって賑わいますよね。
ちなみにどうして成人式の日にお振袖をお召になるかご存じですか？
お振袖の特徴といえば名前の通り長い袖ですよね。
元来袖を振ることで厄払いをする意味合いが込められております。
なので大人の仲間入りをする成人式ではお振袖をお召になることが一般的になりました。

2、卒業式

卒業式に振袖を着るの？と驚かれる方も多いと思います。
卒業式でお振袖をお召になる場合は成人式とは少し違った形で使用します。
大学や専門学校の卒業式の時は多くの方は袴姿でご参加されると思います。
その時上に着るお着物をとして使用します。
前は二尺袖という少し短いお袖のお着物を合わせるのが一般的でした。
しかし最近ではお振袖を着られる方も増えてきました。
袴を着るとお着物の多くの部分の柄が隠れますのでお振袖の長くて華やかなお袖がより一層強調されるので普通にお召になった時とはまた違った良さがあります。

3、親戚や友人の結婚式に参加するとき

結婚式に参加するときでもお振袖をお召になることもできます。
意外と知られていませんがお振袖は未婚の女性の第一礼装です。
第一礼装とは最も格の高い装いという意味です。
最近ではパーティ用のドレスで参加される方が多いですがぜひお振袖で参加してみて下さいね。

4、パーティー

先ほどもご紹介させて頂いた通り未婚女性の正式な装いなので各種パーティーにも着ていけます。

5、初詣

新しい年が明けて初詣に振袖をお召になってお出掛けされるのもおすすめです。
神様に新しい年の挨拶に向かうので是非華やかに着飾ってみて下さい。
ショールを巻くととっても暖かいのでお勧めです。

お振袖の保管方法について

お振袖を着る機会についてはご紹介させて頂きました。
ほかに気になることと言えばやはり保管方法ではないでしょうか？
ここからはお振袖の保管やお手入れについてご紹介させていただきます。

1、長期間着る予定がない場合はクリーニングを

成人式をはじめお振袖をお召になった後。
長期間着る予定がないときはクリーニングに出されることをお勧めします。
理由としては、お振袖をお召になった場合は気を付けていてもいつの間にか汚れがついている場合があります。
それに気づかず長期間保管してしまうとシミになってしまい落すのに料金が掛かってしまったり場合によっては落とせないなんてことにもなりかねません。
また一度着ると確実に皮脂が付きますのでこちらもほおっておくとシミや虫食いの原因になりますので注意しましょう。
また知らぬ間にほつれてしまっていたなんて場合もクリーニングをする際には点検をさせて頂くので安心です。