鴻巣店 2021.06.25

お振袖の歴史について皆様ご存知ですか？　鴻巣店

こんにちは！いせや・Komachi(こまち)鴻巣店の福島です。
いや～最近は湿気が多いですね。
雨が降っているのに蒸し暑かったりと中々大変ですがこの梅雨を乗り越えていきましょう。
さて本日6月25日ですが加須市うどんの日だそうです。
なぜ加須市うどんの日なのか1711年頃に茨木、舘林城主だった松平清武に埼玉県の加須市名物の「饂飩粉」(うどんこ)が送られました。
そのお礼状が現在加須市にある不動ヶ岡不動總願寺に残されておりそのお礼状の日付が6月25日だったことから加須市が記念日に制定したそうです。
鴻巣から加須市は結構近いので行ってみたいですね。

さて今回のブログですがお振袖の歴史について書いていこうと思います。
多くの方が成人式にてお振袖をお召しになると思います。
ではなぜ成人式でお振袖を着るのか？知ってみると成人式をより楽しめると思いますよ。

それではご紹介させていただきたいと思います。

なぜ成人式でお振袖を着るのか？

日本には昔から、大切な日や節目に晴れ着を身に着けるという習慣があります。
お正月や七五三、そして成人式。特に成人式は大人になったことを社会に認めてもらう大切な儀式です。
なのできちんとした身なりをすることが礼儀なのです。
お振袖は未婚の女性で最も格の高い装いになりますので成人式に参加するのに最もふさわしいです。

振袖の長い袖は恋のサインだった？

これはいったいどういうことなのか？想像もつきませんよね。
実はこれは時代が関係しています。
昔は女性から思いを伝えることは『はしたない』とされていました。
ですが当時の女性は恋のサインを振袖に託したのです。
男性からのアプローチに対してYESの場合はたもとを左右に、NOの場合はたもとを前後に振りました。
現代の恋愛でも振る振られるって言いますよね？
そこにはこんな歴史と文化が関係していたのですね。

厄払いにも振袖が関係している？

振袖には長い袖で厄を振り払うという意味もあります。
19歳が女性の厄年であることから、様々な災難や病気などから身を守る為に19歳の厄年に晴れ着の振袖を着て厄払いをするという習わしが産まれました。
昔からの習慣が現在のハタチの式典に振袖を着ることにつながっているのでしょう。

意外と知られていない。振袖の使い道

皆様、お振袖をハタチの式典の為だけの衣裳と思っていませんか？
実はお振袖は他にもさまざまな場面で着て頂くことができるんです。
20歳を過ぎていても未婚であれば年齢を問わず着ることができます。
結婚式やパーティーに振袖をきて出かけると洋装よりも注目度が高く、場がパッと華やぐので主催者からとても喜ばれます。
肌を見せていないのにとてもゴージャスというのは和装ならではの良さと言えるでしょう。