深谷本店 2022.07.05

「ママ振袖を着るなら事前のチェックが必要！不足しているものがないか必ず確認しましょう！」＠深谷本店

こんにちは！深谷本店のヨシダです♪
最近は猛暑日が続きますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか？この時期は日傘や水筒が必須アイテムですね！

さて今回は、「成人式でママ振袖を着る際にチェックすること」についてお話ししていきます。最近では、お母様が成人式で着用したお振袖を、お嬢様が受け継いで着る「」がブームになってきています！ですが、お母様のお振袖は、長い間箪笥や樟脳のなかに眠っていたものが多く、シミや汚れがついていることが…。また、お母様の寸法とお嬢様の寸法が合っているかどうか確かめる必要もあります。「成人式はママ振袖で！」とお考えの方に、ママ振袖を美しく着こなすための準備をご紹介します。

✿ママ振袖を着用する際に気を付けるポイント✿

①お母様のお振袖がお嬢様の寸法に合っているかを確認する

まずは、お嬢様にお母様のお振袖を羽織っていただき、実際に寸法を確認していきます。ママ振袖は、当時のお母様の体型に合わせて仕立てられているため、お母様とお嬢様の身長が違ってくると「裄の長さが足りない」ことや「おはしょりが出ない」などサイズ感が合わないこともあります。

また、お母様と同じ身長であっても、お母様世代よりも最近のお嬢様は手足が長くなっているため、お袖の裄の長さは試着すると短く感じられることが多いです。

場合によっては着付けの際に調整することも可能ですが、寸法次第では仕立て直しが必要な場合がございます。成人式間近に仕立て直すことは難しいので、サイズ感の確認は早めに確認しましょう。

いせや呉服店では、お振袖がお嬢様の寸法に合っているか確認する「サイズチェック」や、振袖に汚れがないか確認する「メンテチェック」が無料で診断できますので気軽にご相談下さい。

②お振袖の状態を確認する

お母様のお振袖は保管してからかなりの年数が経っていますから、一見、問題がなさそうに見えても、見えない部分にシミやカビが潜んでいる可能性があるため、丸洗いに加えて染み抜きが必要になります。
もしも、広範囲にシミが広がっていたり、黄変化していたりする場合、染み抜きでは落としきれず、染色などの加工を施すことでシミをカバーしなければならないかもしれません。

また、裄直しや袖丈直しなどの部分的なサイズ直しでは難しい場合、一度、反物の状態に戻してから洗う「洗い張り」というクリーニングをしてから、仕立て直すことも考えられます。

そのため、技術力の高い着物専門のクリーニング店にお願いすることが大切になります。

例えば、いせや呉服店では、クリーニングはもちろんきものの状態を正確に診断するきものアフター診断士が常駐しており、お客様一人一人と対面しお客様のご事情に合わせて最適なプランをご提案いたします。
又お見積りもその場で無料にてお出ししますので安心です。ご来店の際はお気軽にご相談下さい。