東松山店 2022.07.15

振袖・留袖・訪問着など、それぞれの着物の用途の違いとは？どんな時に着るのが正解なの？東松山店

皆さんこんにちは！
いせや東松山店の山﨑です。

コロナが始まってから今年で３年目の夏になりますね。
今年は花火大会が開催予定の所もあるとか。少しずつ夏祭りの情報が入ってきますね。

夏祭りといえば「ゆかた」ですね。
最近はゆかたも半幅の帯も色や柄がとても豊富になりました。
半幅の帯に可愛い飾りのついた帯締めを結んだり、最近の半幅帯は長さもあるので、より華やかな帯結びが楽しめると思います♪

ゆかたを着てみて、少しでも日本の文化である着物に興味を持って頂けたら嬉しいです♪
着物と言えば「着付け」ですよね。ゆかたも自分で着れたら嬉しいですよね。

いせやでは「前結び着物教室」開講中です。ご予約頂ければお気軽に体験もできます♩
コチラのブログでご紹介しておりますので是非ご覧くださいませ♩

ここからは日本の民族衣装である着物についてお話していこうと思います！

振袖

さて、みなさんが着物と聞いてまず思い浮かべるのは、お振袖ではないでしょうか。
「成人式」に「はたち」のお祝いに着るお振袖。

今年の4月1日から成人年齢が18才に引き下げられましたが、成人式はほとんど全国の自治体が18才ではなく20才で「はたちの集い」として実施されます。
お振袖は昔から19才の厄年に着て長い袖を振って厄をはらうとされてきました。

未婚の女性の第一礼装であるお振袖。振袖を着ることは未婚のしるし。
長い袖を振って男性にアピールしたとも聞いたことがあります。
現在、振袖ははたちのお祝いに着て頂き、その後は兄弟・姉妹様、ご友人の方の結婚式に、学生の方は卒業式に袴をつけてお振袖を着て頂けます。

購入・レンタル・お持込プラン承っております♩
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留袖

長いお袖を短くし、留めたものを留袖と言います。
既婚の女性の第一礼装が留袖になります。

「第一礼装」とは、結婚式やお葬式などの冠婚葬祭や、その他各種式典で一番あらたまる時に着る装いの事です。招く側と招かれる側でも異なります。

黒留袖

黒留袖は既婚女性が慶事などで着る第一礼装。
格式も一番高く、主に新郎新婦の母親や、親族の既婚女性が着られます。
黒地の生地に模様は裾模様だけの絵羽模様で五つの家紋がついています。

色留袖

生地のお色が黒以外の留袖になります。
かつては既婚女性が着るものとされていましたが、現在では既婚・未婚を問わず着られるようになりました。
慶事に着用されますが、黒留袖との大きな違いは紋の数。
五つ紋にすれば、黒留袖と同格になりますが、色留袖の場合紋を三つ紋、一つ紋に出来ます。
ですので、その場合は準礼装として気軽に着用出来ます。

訪問着

訪問着は襟から肩、そして背中と裾模様だけではなく、上半身にも絵羽模様が施されています。
未婚・既婚を問わず、幅広い年齢層の方に着て頂けます。
その模様によって結婚式や入学・卒業式、パーティー等、準礼装として着られます。
おしゃれ訪問着や紬訪問着となると、観劇やお友達とのお出かけにオススメです♩

そして訪問着は、成人式の前撮りされる時にお母様が着て家族写真を残されるご家庭も多いです。
ご自分のお振袖姿と一緒にお母様のお着物姿を残されるのも素敵ですよね。
もちろんお父様もお着物もご用意ございます！お気軽にお声がけください♩

家族写真についてはコチラのブログでご紹介しております。
「何を着て行こうかな」と悩まれるご家族様も多いと思います。
是非参考にご覧くださいませ♩

小紋

そして、礼装、準礼装というワードは忘れて頂いて、気軽におしゃれに着て頂くのが小紋です。
その名の通り、全体に細かい模様が入っています。
現在は模様も大きいものもあれば、飛び柄と言って密度の少ない柄付けだったり、花柄、縞模様、チェックなど色々な柄があって、観劇や同窓会、お友達との食事やショッピング、お稽古ごと等、気軽なお出かけに着て頂けます。

皆様にはお振袖を楽しんで頂きたいので、お振袖のメリットについてご紹介中でございます♩
詳しくはコチラのブログをご覧くださいませ。

また、髪型についてはコチラでご紹介しております。

ヘアスタイルも長く伸ばしてアップ？ダウン？編み込み？それともボブ？ショート？
たくさん悩んで悔いのない”はたち”をお迎え下さい。
わからないことはいつでも、お気軽にご相談くださいね♪