成人式になぜ振袖を着るの?深谷本店
こんにちは(^^) いせや深谷本店のももです♪
最近日が伸びてきて夏日和の日が続きますね!寒い日もあったりと気温差で体調を崩す事もありますので、十分注意して過ごしましょうね!
さて、2024年度にご成人式を迎えられるお客様の撮影も3分の1が終了しました。
2025年度2026年度にご成人式を迎えられるお嬢様・ご家族様お振袖の準備はお済でしょうか?
まだの方は是非いせや呉服店にご来店くださいね(*´ω`*)
さて、成人式になぜ振袖を着るのか疑問に思った事はないでしょうか?
風習だから、伝統だから、20歳のお祝いだから、周りが着るから等なんとなく着るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は振袖の歴史についてお話をさせて頂きます。
是非最後までご覧くださいね♪
なぜ成人式には振袖なのか?
振袖が未婚女性の第一礼装だか
現代の成人式では振袖を着てお祝いをすることが一般的です。明治時代から、未婚女性の第一礼装は振袖とされてきたことが由来と言われています。
日本では古くより、成人の儀礼をさまざまな形で行われてきました。武家の男子は元服や褌祝(ふんどしいわい)、公家の女子の場合は藻着や結髪などを行い、わかりやすい変化で成人を迎えることで、成人したことを意識させる意味もあったようです。
成人式に振袖を着る意味
冠婚葬祭の冠にあたる部分が成人式で、日本の4大儀式のうちのひとつにあたり人生の節目ともいえるでしょう。普段の装いとは違う華やかな振袖を着ることで、自分が大人になったことを自覚するとともに、家族などへ成長した姿を見せ感謝を伝える意味があります。
成人式のツール
成人式のはじまり
1946年11月22日に埼玉県蕨市で青年祭(成人式のルーツ)が行われました。第二次世界大戦後で敗戦した日本ですが、未来ある若者たちに希望を持たせるために埼玉県蕨市で行われた青年祭が始まりです。その後日本の政府は青年祭に影響を受け、1949年1月15日を「成人の日」として国民の祝日と定めました。
成人の日は2000年に1月の第二月曜日へと移動しました。成人式はその名の通り成人したことを祝福します。また自分が成長した姿を自覚し、家族や周りの人たちへ成長した姿を表すための大切な式です。
地域で成人式の時期が違う理由
成人式は開催される地域によって1月ではない場合があります。豪雪地帯では冬以外に開催される地域があります。1月の開催では、振袖のまま大雪の中を移動する不便さや、大雪による交通手段が制限により地元以外に住んでいる人が出席できないという理由により欠席者が増えてしまうからです。そのため、豪雪地域では5月のゴールデンウイークや8月のお盆の時期に成人式を開催し、少しでも出席率を高める取り組みを実施しています。
一般的に人気な振袖の色は赤、白、青色ですが、夏の成人式の場合は涼しい色の水色・青色などがおすすめです。またアジサイやスイレンなどの花は、初夏や夏のイメージに合うため夏にピッタリでしょう。
成人式は日本だけのイベント
成人式は他の国では行われていません。振袖という日本ならではの装いをして20歳のみを集めてお祝いをする成人式は、海外では珍しく関心が高いようです。
振袖の歴史
振袖には江戸時代から続く長い歴史があります。
振袖はなぜ長いのか
振袖は小袖という袖の短い着物から変化したと言われています。江戸時代の前期から袖の長さが徐々に長くなりました。袖が長くなったひとつの理由は、「舞台上で踊りを披露した際に袖が長いと所作が美しく見える」からと言われています。
袖の長さは1600年代は55~95cmで、1800年代後半は95~122cm、現在の最も袖が長い大振袖は約114cm。ここ420年間で約20~60cm長くなりました。
しかし袖の長い振袖は日常生活に使用するのには向いておらず、特別なときの晴れ着として着用されるようになりました。そのため振袖は江戸時代から明治時代にかけて未婚女性の第一正装として浸透しました。
「振る」の意味
日本では古くから「振る」仕草には厄を払う、お清めなどの意味があります。成人式で着用する振袖には身を清めるという意味合いもあります。
江戸の踊り子が舞台上で、袂(たもと)を前後に振ると求婚拒否、袂を横に振ると求婚を受け入れるの意味で用いられていました。また袖にすがることを哀れみを請う、袖を振ると愛情を表すなど、これらの感情表現の動きを未婚の女性が真似して流行したそうです。なお既婚女性の場合は袖を振る必要がなくなるため、長い袖部分を詰めて短くし、留袖にしていました。
現代では恋愛において使われる「振る」「振られる」という言い回しありますが、振袖が由来ではないかと言われています。
いかがでしたか?人式に振袖を着る意味を知ると知らないとでは、成人式へ参加する心持ちが少し変わるかもしれません。また振袖の色や柄の意味も併せてご紹介しました。成人式の振袖について疑問を解消して、一生に一度きりの成人式を大いに楽しんで下さいね♪
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