上里店 2023.09.26

成人式前に知っておきたい！振袖姿での振舞い方　イオン上里店

こんにちは！いせやイオン上里店の横倉です。
もうすっかり秋ですね。
皆さま夏にどこかお出掛けはされましたか？
私は家族で熱海旅行に行って参りました！！
ただ、手首までのラッシュガードを着て浮き輪でぷかぷか浮かんでいたら、手の甲だけ見事に真っ赤に焼けてしまいました。
今は脱皮も終わって手の甲だけが真っ黒です(笑)

これからお振袖探しを行う皆様へ

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いせやイオン上里店は、埼玉県北部のイオンタウン上里の１Fにあります♪
埼玉県と群馬県の県境に位置しているため、埼玉県本庄市、上里町、神川町、美里町、寄居町のお客様はもちろん、群馬県藤岡市、伊勢崎市、佐波郡玉村町、高崎市新町のお客様にもご利用頂いております！
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さてそれでは本題の方へ移りたいと思います。
今回は、振袖を着た時の所作や作法のご紹介です！
どうぞごゆっくりご覧ください。

　振袖姿での振舞い方

　私たちは着物を着慣れておりませんし、振袖姿はより一層人目に付くので、所作に気を付けなければなりません。
　雑な動きをすると、すぐに着物が着崩れを起こしてだらしなく見えてしまいます。
　特に振袖は袖がとても長く、袖をどこかに引っかけてしまったり踏んでしまったりしやすいので着崩れしてしまいやすいもの。
　綺麗な振袖をより美しく優雅に見せる振る舞いとは、どのようなものなのでしょうか？
　このブログでは、
①歩き方
②座り方
③階段の上り下り
④食事
⑤トイレ
　こちらの五点をご紹介いたします！
　「上前」や「袂」など、お着物の部分の名称をそのまま用いては、はてよくわからないと思いますので、かみ砕いてご説明いたします。
　お着物に詳しい方にはもどかしい文章かもしれませんがご了承下さい。

①歩き方

　振袖を着ているときは、普段より少し内股気味に、歩幅を小さくして歩きましょう。
　また膝小僧が触れたまま歩くと、着崩れを防ぐことができます。
　また、足元に気を取られているとどんどん猫背になり、格好悪くなってしまいます。
　背筋はしっかりと伸ばすよう意識しましょう。
　大奥のドラマのような気分で、キリっと、おしとやかに歩きましょう。

②座り方

　お座敷のお店でお食事をしたり、おじいちゃんおばあちゃんの家へ遊びに行ったりしたときは、椅子ではなく座布団に座ることも多いのではないでしょうか。
　正座をするときは左足を少し後ろへ引き、背筋を伸ばしたまま両膝を一緒に落とします。
　そうすると着崩れをしにくいですし、上品な動作となります。
　このとき、裾を踏まないように気を付けて下さい。
　動きづらいので、壁に手をついたり、遠慮せず一緒にいる方にエスコートをしてもらったりして、ゆっくり座ってくださいね。

③階段の上り下り

　階段を使用する際は、裾を踏んでしまわないように、両袖をまとめて片腕にかけ、もう片方の手で、ぴらぴらしている一番上の裾の真ん中あたりを持ち、中が見えないように軽く斜め上に持ち上げます。（巻き付いている方向にそのまま引っ張る感じです）
　危ないですので、階段は　一段一段ゆっくりと上り下りをするようにしましょう。
　またこのとき、階段に対して体を斜めにして上り下りすると歩幅が広がり足を踏み出しやすくなるのでお試しください。
　慣れない草履も履いているので滑らないよう足元をしっかりと見て、焦らずゆっくり上り下りするようにしましょう。

④食事

　振袖を着る機会に付き物なのが、会食のシーン。
　食事をするときも上品さを保つため、着物を汚さないために、以下のことに気を付けてくだい。
　グラスを持つとき、乾杯のときには袖口を押さえ、脇を締めればひじも出ず上品に見えます。
　冷たい飲み物が入っているグラスを持つときは、水滴が落ちないように紙ナプキンで底を包むとよいでしょう。
　洋服でしたらなんてことないですが、お着物に水は厳禁です。
　物にもよりますが、多くの皆さまが着用しているお振袖は絹で出来ている為、水が付くと変色したり生地が傷んでしまったりすることもあります。
　もちろん水滴程度ではそこまではなりませんが、気を付けるに越したことはありません。
　また基本的なことですが、和食の場合は器を持ち上げていることがマナーとされています。
　お皿を口に近づければこぼれるリスクも減るので、いつも以上にお気を付けください。
　振袖を着ているときには、お醤油などの飛び跳ねやすいもの、お吸い物類などの汁物、揚げ物などの油物には特に注意が必要です。
　振袖などの和装を着て食事をする際には、膝の上にはナフキンやハンカチを置いてくださいね。
　万が一食べ物などをこぼした場合にも安心です。

⑤トイレ

　トイレに入ったらまずは、振袖の袖に注意しましょう。
　思った以上に長い袖は汚しがちです。
　まずは長い袖をまとめるために、前で袖を普通に結びます。
　次に、裾を一番上から順番にめくっていきます。
　裾を1枚ずつ持ち上げるのが面倒だからといって重なっている部分を左右に持ち上げると着崩れの原因になってしまうので気を付けて下さい。
　この時、洗濯ばさみでめくったものを止めておくと便利です。
　二つほどバッグに入れておくと、トイレ以外の場面でも役に立ってくれますよ。
　さて、裾をしっかり全部をめくってから便座に座りましょう。
　背中には大きな帯結びがあるので、なるべく浅く座ります。
　用が済んだら、今度は一番下の布から裾をやさしく戻してください。
　きちんと裾が戻ったら、次はおはしょり（帯の下にあるベロのような布の部分）がシワなくずれているかチェックしましょう。
　この部分が崩れていると、格好悪く見えてしまいます。
　またおはしょりの後ろ側がめくれてしまうこともあるので、鏡で後ろのおやしょりと帯結びも崩れてないか確認しましょう。

　終わりに

　いかがでしたでしょうか、今回は振袖姿での振舞い方のご紹介でした。
　振袖を着用するときは、身も心も引き締めて上品な振る舞いを心掛けるようにしましょう。
　振袖の身のこなし方の所作を分かりやすくこちらから、確認ができますので、是非ご覧くださいませ。
　成人式前日の用意、当日のお持ち物などはこちらからご確認いただけます。
　振袖を着ていると不便なことが多いですが、それ以上に晴れ姿でご家族やご友人と過ごせるのはとっても素敵なことです。
　振袖を着ることが出来る大切で特別な日を、沢山楽しんでくださいね。