深谷本店 2024.09.09

振袖のインナーは何を着用したらいい？　深谷本店

こんにちは(^^♪いせや深谷本店のももです。

着物は古くから親しまれる日本の伝統衣装ですが、現代では成人式や冠婚葬祭などでしか着ないという方も多いのではないでしょうか？普段着慣れていない分、「着物を着る際のインナーはどうすればいいの？」と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。着物を美しく着るためには、インナーの選び方も重要です。

振袖を綺麗に美しく着るためには和装用のブラジャーがおすすめです♪

なぜ普段の下着ではなく和装用がいいのかお話をさせて頂きます。

振袖選びのご予約はこちら♪

ブラは外す？つけたままにする？

振袖だけでなく、お着物を着用した際には普段つけているワイヤー入り・パット入りのブラジャーは外します。
ブラジャーは胸の形を整え、洋服を着た時のシルエットを美しくみせるためのものですが、着物を着るときにはそれがNGなのです。

着物の着付けは、胸元がなだらかなほうが美しく着崩れしにくいため晒(さらし)や脱脂綿(だっしめん)などを使用し身体に凹凸(おうとつ)を無くして着付けをします。
また、ワイヤー・パットが入っていると着付けをした際に紐や帯をしたときにワイヤーが肌に当たって痛くなってしまう場合もございますし、キャミソールにパッドがついているものならワイヤーもないので良いの？と思われる方もいらっしゃいますが、そちらもいせやグループでは基本的に着用をご遠慮いただいております。パッドも着崩れの原因になるのです。
そういったことを防ぐためにもブラジャーは外して頂くようにお願いをしております。

1番最適なのは「何もつけていない」状態です。
ですが「何もつけていない状態を不安」に感じる方がいるのは確かです。
その場合、専用のものがない方へはスポーツブラのようなものでパッドのないものでしたら装着いただいても可能なこともあります。
ですが「肩紐の位置(衿元から見えないものは可)」「スポーツブラ特有の締め付け」がある場合もありますので着なれない場合はやはり「着物専用のブラジャー」がオススメです。

着物を美しく快適に着用するには「和装ブラジャー」がおすすめ

振袖はもちろん、浴衣や卒業式の袴を着用する場合など着物をきるときには重宝するものですので持っていて損はありません。
訪問着、黒留袖、もちろん様々な着物着用シーンでお使いいただけます。
いせやグループで振袖をご成約されたお客様はほとんどの方にご購入頂いております。
そもそも「和装ブラジャー」は元々着物を着る為に作られているものなので着用した場合「補正」で使う小物も多少抑えることができます。
※体型にもよりますので全く使わないということではございません。
元々補整が入っているので、着物を着用した際にシワも少なくなるので着姿が美しく見えます。

またワイヤー・ホックといった金具を一切使用していないので痛くなる事もありません。
「綿」高混率のストレッチ素材、洗濯タグが外側に取り付けられていたりと、肌にも優しい作りとなっています。
こちらの和装ブラはタンクトップのような見た目のせいか、
「ブラの上にこれを着るのですか？」とご質問をされる事が多いのですが、
こちらがブラジャーなので、素肌に着てくださいね。

和装ブラジャー(インナー)はサイズもS～4Lまでございます。

成人式当日はヒートテック着用してもOK

成人式当日は１月の真冬。
「防寒対策としてインナーを着てもいいの？」というご質問をよくいただきます。
もちろんOKです！
ただし、インナーにも選ぶポイントがあります。
まず衿元や後からインナーが見えないように、衿ぐりが広い物を選ぶようにしましょう。
そして袖からも見えないように袖丈が短い物をお選びください。
手を挙げた時やお写真を撮った時の事も考えて、半袖や五分袖がオススメです♪

振袖の下にカイロを貼るのはキケン

寒がりだからといって振袖のなかにカイロを貼るのはキケンなのでやめておきましょう。

振袖は肌着や長襦袢など上から何枚も重ね着をするため、とくに胴回りは着付けた後に手を入れる隙間がなくなります。貼った場所が熱くなってもカイロをはがすことができず、低温やけどの可能性があり大変危険です。
寒さ対策をしたい方は、手でもつタイプのカイロで寒さ対策をするのがおすすめです。

振袖を綺麗に、そして楽しく着る為に、ぜひ下着にも気を配ってくださいね♪