深谷本店 2025.01.20

振袖を着た後のお手入れ方法と保管はどうしたらいい？　深谷本店

こんにちは(^^♪いせや深谷本店のももです！

先日新成人を迎えられたお嬢様・ご家族様おめでとうございました！
いせや深谷本店でも多くのお嬢様たちのお仕度をお手伝いさせて頂きました。

今回は着用後の振袖のお手入れと保管方法についてお話をさせて頂きます！
是非綺麗にしてから保管をしてくださいねﾟ(‘-’*)♪

着用後はクリーニング出しを！

2年以上着る予定がない場合は、クリーニングに出してからの保管をおすすめします。
クリーニングに出さずにそのまま保管をしてしまうと、汗ジミやカビ、黄変の原因になってしまいます。
衿周りのファンデーション汚れもそのままにしてしまうと、落ちにくくなってしまいます。

一番良いのは、振袖を購入された着物店や信頼の置ける着物店にクリーニングに出す事がベストです。
レンタル振袖は、そのまま振袖をレンタルしたお店に返却してしまえば済みますが、そうでは無い購入されたご自分の振袖や、お母様の振袖、親戚や知人に借りた振袖はそうはいきません。

まずは、脱いだ振袖や長襦袢、出来たら袋帯も着物用のハンガーに掛けて日の当たらないところで二日、三日は干してください。
１月の寒い時期ですが、帯を巻いたお腹の辺りは汗をかきますので、必ず行ってください。

その後に直ぐにしまってしまわずに、振袖を購入された着物店や信頼の置ける着物店に点検やクリーニングに出すことをお薦めします。

いせや深谷本店では、クリーニング専門士が在籍しておりますのでお気軽にクリーニング・相談にご来店下さい♪

着た後の振袖はなぜ干しただけではダメなの？

なぜ干しただけではダメなのでしょうか？干しただけでは汗は完全には抜けていないからです。
汗は、ほとんどが水分ですので、乾いてしまえば目には見えなくなりますが、汗の中には僅かながら、塩分と尿素が含まれています。

お母様の中には、着物の裏地の胴裏（どううら）に黄色や茶色の点々が出来てしまったものや、あるいは裏地全体が茶色くなってしまったものを見たことが有るお母様もいらっしゃるかと思います。
それのほとんどの原因は汗なのです。

着物のクリーニングとは

着物の一番ポピュラーなクリーニングでは、丸洗い（まるあらい）というのをお聞きになったことが有るでしょうか？
洋服で言えば、ワイシャツなどをクリーニング屋さんに出したときのドライクリーニングにあたります。
着物を解くことなく丸ごと洗いますので、ほんの少しの汚れ、全体的な僅かな汚れにお薦めです。
いせや呉服店の振袖丸洗い料金は、4,500円＋税ととってもリーズナブルとなっています。
振袖の他、長襦袢や袋帯も同額で出来るので、安心してお任せください。

ドライクリーニングですので、油性の汚れは比較的良く落ちますが、水性の汚れは落ちづらいです。
長襦袢や振袖の襟元に付いてしまったファンデーションなどの汚れは日にちが経っていなければ比較的落ちます。
ジュースなど液体をこぼしてしまった汚れや、汗などは落ちづらいです。

振袖に付いた液体や汗を落とすには

既に年数がたってシミになってしまった汚れは、しみ抜きを部分的に施さないとなりませんが、日数が経っていなければ汗抜き（あせぬき）や汚れ落としをする事で、汗や水性の汚れを落とすことが出来ます。

振袖を着た後には、丸洗いに出す際に合わせて汗抜きをする事をお薦めします。
同時に行う事によって費用も抑える事ができます。

いせやでは振袖の丸洗いと同時に汗抜きをお申し込みの方は、丸洗いにプラス３，０００円＋税で出来ますので安心してお任せください。

いせやの振袖ご成約特典と安心

振袖をご購入頂きますと３年間汚れ落としのクリーニングが無料の特典が有りますので、振袖を着た度にクリーニングに出して頂いています。

お得な振袖クリーニング6点セット

いせや呉服店グループでは、成人式後のお振袖のクリーニングを承っております。
しばらく着る予定が無い。綺麗にして保管したい。そんなお客様は是非いせやにお持ちください！
いせや呉服店では、各店舗にきものクリーニング専門のスタッフが在籍しております。専門スタッフが1つ1つ確認しお客様へご説明をさせて頂きます。

振袖丸洗い6点セット

いせや呉服店では、お得な「振袖丸洗い6点セット」キャンペーンを行っております！
・振袖・長襦袢・袋帯・重ね衿・帯締め・帯揚げ
の6点を丸洗いできるお得なクリーニングです。

通常の丸洗いですと、振袖8000円、長襦袢6200円、袋帯5200円、重ね衿2000円、帯締め2000円、帯揚げ1600円　計25000円＋税が、このキャンペーン中はなんと12000円＋税でクリーニングが出来ちゃいます！！
※シミ変色は、別途オプションで承ります。

綺麗になった振袖はどう保管したら良いの？

クリーニングをして、におい取りもして綺麗になった振袖をどのように保管したら良いのでしょうか。
臭いの無い箪笥や桐箱でしたらそのまま元に戻してしまえば良いと思います。
しかし、臭いの有る箪笥にまたしまってしまったら、せっかくとれた臭いがまた振袖に移ってしまいます。
また、今では着物をしまう和箪笥を持たないご家庭も有ります。

そこで今重宝されているものが、きものキーパーです。
綺麗になった振袖と長襦袢を戻ってきた状態のたとう紙ごときものキーパーに入れてしっかり付属のファスナーで密封するだけで簡単安心の保管袋があります。
帯は帯キーパーが有りますので大切な帯をカビや虫食いから守る収納袋です。
浴衣の収納にも適しています。

まとめ

振袖に限らず、一般の着物もそうですが着る時の点検では手遅れです。
着た後のしまうときが一番大切になります。
着物を着た後は、綺麗にクリーニングをして、きちんとした入れ物で正しいところで保管しましょう。
それがいつまでも変わらない日本の文化である振袖や着物を長く着るための一番の近道です。

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