鴻巣店 2025.01.09

持込プランをお考えの方へ！注意するべきこと3選！鴻巣店

皆様こんにちは。
いせや鴻巣店店長の大野と申します。

まもなく2025年度の成人式ですね。
当店でお支度をさせていただくお嬢様・ご家族様、当日はどうぞよろしくお願いいたします。
スタッフ一同、誠心誠意お手伝いさせて頂きますので、何かございましたらどんなことでもお気軽にお申し付けください。

また、いせや鴻巣店には、ご購入プラン・レンタルプラン・持込プランがございます。
今回は、持込プランの注意点について詳しくご紹介させていただきます。
お母様の振袖やお姉様の振袖、ご親戚様の振袖をお召しになる予定の方はぜひ参考にしてください。

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持込プランで注意するべきことは？

いせや鴻巣店に持込プランで内覧にお越しいただく際、注意するべきこと3選は以下とおりです。

・お嬢様の体型に振袖が合っているか、帯が短くないか確認する

・振袖・袋帯・長襦袢・小物類に汚れがないか確認する

・草履が壊れないか・小物が不足していないか確認する

それではひとつずつ詳しくご紹介させていただきます。

お嬢様の体型に振袖が合っているか、帯が短くないか確認する

まずは、お手持ちの振袖がお嬢様の体型に合っているか確認します。

基本的には、お手持ちの振袖を作った時に合わせた方の身長とお嬢様の身長差が、プラスマイナス8センチまでといわれております。
ただ「大は小を兼ねる」という言葉もあるように、お嬢様がお母様よりも小柄の場合は、おはしょりの部分で調整できますので、8センチ以上の差があっても着られる場合もあります。
実際に試着して確認しましょう。
また、「身幅」（みはば）が合わない場合は、お手洗いに行く時や車の乗り降りで、着崩れてしまう可能性がありますので、併せて確認させていただきます。

次に、腕の長さ「裄」（ゆき）の長さを確認します。

現代のお嬢様は、皆様腕が長いので、袖がつんつるてんになってしまう可能性があります。
手首の骨が出っ張っている部分が隠れるくらいの長さがベストです。
実際に振袖を着てみて、裄の長さも確認しましょう。
また、振袖の中に着る長襦袢が振袖の寸法と合っているかも併せて確認します。
合っていない場合は、振袖の「振り」（長い袖の部分）から長襦袢が出て来てしまうことがありますので気を付けましょう。

最後に、袋帯の長さを確認します。
現代の袋帯は、お母様の時代よりも、長さが長く作られています。
ふくら雀などの手結びではなく、三重仮紐を使用した華やかな帯結びをするからです。
お母様の振袖をお召しになる方は、袋帯をイマドキのものに変えるだけでも、流行のコーディネートに近づけることができますよ！

振袖・長襦袢・袋帯・小物類に汚れがないか確認する

持込プランを希望する多くの方は、久しぶりにたとう紙を開き、振袖の状態を確認するのではないでしょうか。
その為、汚れやシワなどもひとつずつ確認していきましょう。

振袖の汚れは時間が経つとシミから「黄変」（おうへん）というものに変わります。
黄変は、色の変色ですから、シミ抜きでは落とすことが出来ません。
シミ抜きよりも強い薬品を使用するので、多くの場合生地の劣化でお受けできないケースがあります。黄変直しはより高度なクリーニングとなります。
まずはいせや鴻巣店にて、無料で黄変直しの見積もりをいたしますので、お気軽にご相談ください。

長襦袢も同じようにシミや黄変の確認をします。
黄変の場合、長襦袢は生地が薄いので、直すことがほぼできません。
気になるようであれば、買い替えることをおすすめします。
振袖の中に着るものなので、気にしないのであればそのまま着用してください。

さらに、お顔に近い部分の半衿も確認しましょう。
ファンデーションが付きやすい為、黄色く変色している場合があります。
半衿はクリーニングで落とすよりも、新しい半衿に変えた方が安く済ませることができます。
無地の白色のものや、刺繡が入ったものなど様々な種類がありますので、コーディネートに合わせて選びましょう。

袋帯はシワが多く入っていないか確認します。
「丸洗い」というクリーニングをすると、プレス加工も含まれていますので、おすすめです。
汚れや塵も落ちて、色合いもぱっとワントーン明るく見えますよ！

小物類はカビが生えていないか、色が変色していないか確認します。
特に注意が必要なものは、肌着・裾除け・コーリンベルトです。
肌着・裾除けは肌に直に当たりますから、かゆくなったり蕁麻疹が出てしまう方もいらっしゃいます。
コーリンベルトは、金具の部分が壊れていないか確認します。消耗品なので気になるようなら買い換えてください。
他のものも成人式当日に困らないように、ひとつずつ確認させていただきます。

小物が不足していないか・草履が壊れていないか確認する

振袖をお召しになる際には、着付に必要なものがたくさんあります。
着付に必要なものはこちらから

お手持ちの足袋のサイズがお嬢様の足のサイズにあっているかの確認が必要です。
手結びでなく、変わり結びをする場合は三重仮紐も必要です。
ふくら雀など昔の帯結びは今はほぼ１００％やらないので必ずご用意ください。
帯枕はサイズ感が重要で、大きすぎたり小さすぎたりすると、帯結びがいびつになり、場合によっては使えないこともあります。
さらに意外と忘れがちなのは衿芯です。
長襦袢の衿に入れて振袖を綺麗に着る為のものなのですが、見た目が何に使うか一瞬わからない形状をしているので、捨ててしまう方もいますのでご注意ください。

また、よくお客様から聞かれるのは「家にあるものの中でどれが使えてどれが使えないか分からない…」という内容です。
ご自宅にあるもの全てお持ちいただき、その中から使えるものを仕分けさせていただきます。
不足品がございましたら、いせや鴻巣店にてご購入いただくことができますので、ご安心くださいませ。

また、草履は湿気に弱く、昔のものは壊れてしまう可能性があります。
つま先の部分がぱかっと開いてしまいます。
成人式当日草履を履いているときに壊れてしまったら大変です！
小物の不足品と併せて確認しましょう。

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