鴻巣店 2021.01.22

成人式後。振袖の保管は大丈夫？正しく保管して綺麗に保とう鴻巣店

こんにちは！いせや・こまち鴻巣店です。
本日は1月29日です。あと2日で1月も終わり。とっても早いですね。あっという間に時間が過ぎ去っていきます。気温も少しづつですが、上がってきて。一時より過ごしやすくなって来たでしょうか。まだまだ乾燥しているので、皆様、体調を崩さぬようお過ごしください。

さて今回ですが、振袖の保管方法について書いていこうと思います。よかったら参考にしてみてくださいね。

お振袖の保管方法

注意点1、湿気

お振袖の天敵は湿気です。湿気によって、お振袖にカビが生えてしまったり虫に食われてしまったりと大きなダメージを負ってしまいます。カビが生えてしまうとクリーニングに出したとしても完全に落とすのが難しかったり、料金がかさんでしまう場合もございます。なのでまず、湿気からお振袖を守る方法を書いていきます。

湿気対処法

振袖を着た場合、まず「陰干し」をします。陰干しをすることで、振袖についている湿気を飛ばします。なぜ陰干しかというと、直射日光を避けるためです。また雨の日や湿気が多い日は避け、晴れている日に挟まれている日の10時から15時の間に干しましょう。

陰干しをしたのち、本だたみで畳んだ後、たとう紙に入れましょう。たとう紙は和紙で出来ていて、湿気を吸収してくれる優れものです。また、たとう紙にシミが出てきた場合は、たとう紙が湿気を吸収できる限界値になっているので、早急に新しいものと交換しましょう。

また、保管場所として最適な場所は、桐ダンスです。桐は湿気を吸収してくれる素材なので、お着物の保管にはうってつけです。また一緒にお着物専用の防虫剤も入れておくと虫食いからも、大切なお着物を守ることができます。

注意点2、直射日光を避ける

お着物を直射日光下で保管すると、色焼けしてしまいます。保管は直射日光を避けましょう。

着物キーパー、帯キーパーを使て保管

近年では桐ダンスがお家にない方も少なくないと思います。そんな時に便利な物もございます。着物キーパー、帯キーパーです。中身はジップロックのようになっており。中に入れるだけで湿気や虫からお着物を守ってくれます。着物キーパー、帯キーパーにお振袖や帯を入れて、ベッドの下やタンスの上などに保管できるので場所も取らず安全に保管できます。

長い期間着る予定がない時は一度クリーニングをおすすめします。

長い期間、振袖を着る予定がない方は一度、クリーニングに出すことをお勧めします。その理由を書いてきます。

1、汚れを落とす

長期間、保管する前に、付いている汚れを落としましょう。また目に見えるものだけが汚れではございません。汗や皮脂汚れが必ずついてしまいます。放っておくとしみになってしまうので、予め、落としてから保管しましょう。

2、点検にも最適

袖口や裾には気づかぬうちに汚れが付着している場合が多いです。又、振袖はお袖が長い分、階段などで、気づかぬうちに引きずってしまい、袖底が汚れている場合もあります。気づかぬまま保管してしまうと、シミになったり、お時間が経ってしまうと、クリーニングをしても落ちなくなってしまう場合もあります。そうした事故を防ぐ意味でも点検、クリーニングは大切です。