鴻巣店 2022.11.15

振袖を着た時の立ち振る舞いについて＠鴻巣店

皆さまこんにちは。
いせやこまち鴻巣店の三村です。

秋も深まり、紅葉が綺麗な時期になりました。
皆さまは、“”紅葉狩り“”には行かれましたか？
日々の生活に追われてしまい、なかなか自然に触れる機会がありませんよね！
私も、子供達が小さい頃は、落ち葉やどんぐり拾いに家から近い公園に行ったものです。
つい普段毎日の生活が忙しく、自分自身の時間はなかなか取りずらいです。
でも、日本は四季がありますから、四季折々の綺麗な景色を時間をつくって、心の栄養にしてみてはいかがでしょうか。

今回は、『振袖を来た時の立ち振る舞い』についてご紹介させて頂きます。
これからお嬢様が、振袖を着た時の、是非参考にしてみてください。

振袖を着たときの立ち方・座り方

まず、振袖姿を美しく魅せるには、背筋を伸ばして、おへそに力を入れます。
前かがみにならないように、頭の上より糸につられているイメージです。
帯を高い位置で締めさせて頂いておりますので、姿勢が悪くなると胸が苦しくなってしまいます。
洋服とは違いますので、つま先は両足を揃えて少し内股ぎみに立ってくださいね！

振袖を着たときの階段の上り下り・歩き方

成人式会場に向かう途中階段がある場合には。
両方のお袖を、袖底から左右重ねて、左手の腕にかけます。
バッグは、左手に持ちます。
空いた右手で、ちようど手を下に下した位の部分を、脇からの見頃と上前（左側）前身頃のつま下（衿付けから下の部分）をつまんで少し持ち上げると裾さばきがスムーズになります。
階段に対して体をやや斜めにして上り下りしましょう。
いつもの洋服のようにしてしまうと、裾を踏んでしまう危険性もあります。
特に、階段を下りる時は、裾を踏まないようにしましょう。
（※上記は右利きの方です）

振袖を着て物を取る時など

❁振袖を着て、何か遠くにある物を取ったり、手渡したりする時には、利き手とは反対の手で、お袖を軽く抑えましょう。
腕がむき出しになるのは美しくありません。

❁振袖の衿元(胸元)にはスマホなどを入れないようにしましょう。
着崩れの原因になりますので、帯の間に挟むかバッグの中に入れておきましょう。

❁振袖を着て手を上げる時は、袖口が大きく開いておりますから、腕が大きく出てしまいますので、もう片方の手で二の腕が見えないように袖口を下から抑えましょう。
肌が見えてしまうのはあまり良くございません。

❁振袖を着てバッグを持つ時は、ショルダーバッグのように荷物を肩にかけるのは良くありません。
お振袖を痛め、気崩れの原因になるだけではなく、せっかくの美しいお振袖を台無しにしてしまいます。

❁お振袖を着てファーやショールをかける時は、やさしく後ろ衿のカーブに沿ってまといます。
ファーとショールの重ね方は、お振袖の衿合わせと同じ左側を上にします。
ファーやショールは室内(成人式会場など)では、外してしてください。
また、写真を撮るときはショールを外したほうが、お振袖の華やかな柄が映えます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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