鴻巣店 2023.04.28

振袖の着付に必要なものって？鴻巣店

皆さまこんにちは。
いせや鴻巣店の清水でございます。

今回は、振袖の着付けに必要な物をご紹介いたします。
お持ちのお振袖で前撮りや成人式に参加予定の方や、当店でお振袖をご購入またはレンタルされている方も、参考にご覧下さいませ。

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お持込プランご契約の方の用意する物

お振袖を着用するのに、欠かせない基本アイテム7点をご紹介いたします。
・振袖　・長襦袢　・袋帯　

・重ね襟　・帯揚げ　・帯締め　・草履バック

振袖と長襦袢は、注意する点がいくつかございます。
こちらも一緒にご紹介いたします。

【振袖･長襦袢の注意点】

①お嬢様と寸法が合っているか
お母様のお振袖を着用予定の方は、事前に寸法を確認することがおすすめです。
また加工やクリーニングに出す場合も、早めに行うことをおすすめします。

②振袖と長襦袢が合っているか
お持込みのお振袖で撮影やお出かけをされる方で、振袖と寸法が合わない長襦袢を持参される方も、いらっしゃいます。
合っていない長襦袢を着用した場合、振袖の袖口や袂(たもと)などから長襦袢が出てしまうデメリットがあります。
お振袖を作った際に、長襦袢もセットで作っている方がほとんどだと思いますので、着る前に合っているか確認することがおすすめです。

③長襦袢に半襟が付いているか

もともと長襦袢には、無地の白い半襟が付いています。
半襟を縫い付けることにより、汚れの付着を防いだり、「襟芯」を入れて襟の形を綺麗にし、長襦袢を着用することが出来ます。

ですので、半襟が付いていないと襟芯を入れることが出来ないので、事前に確認することが大切です。半襟には無地の白以外に、刺繍が施されたものもございます。
刺繍半襟の種類については、こちらのブログをご覧下さいませ。

【着付け小物の用意】

・肌襦袢･裾よけ (ワンピースタイプのものもございます)
・腰紐4本　・伊達締め2本(ゴムタイプもございます) 　・コーリンベルト　・三重仮紐
・帯枕　・足袋　

上記でご紹介した着付け小物の中で、コーリンベルトは劣化していて着付け中に壊れてしまう場合もございます。ですので、コーリンベルトを数本お持ちの場合は、お持ち頂くと壊れてしまっても安心かと思います。

ご購入・レンタルプランご契約の方の用意する物

【ご購入の方のみ】

・振袖　・長襦袢　・袋帯
・重ね襟　・帯揚げ　・帯締め　・草履バック

【振袖のしつけ糸の確認】

新しい着物には、しつけ糸が縫いついています。着用する時には、切って取る必要があります。左右の襟周りと左右の袖口から振り、前身頃の右上から裾の部分を通って、下見頃の左上までと外す場所は多いので、前撮りまでに切っておくといいでしょう。

【ご購入･レンタルの方の小物の用意】

いせや呉服店でご購入またはレンタルをご契約頂いた方には、着付け小物セットをプレゼントしております。
・肌襦袢･裾よけ　・腰紐4本　・伊達締め2本　・コーリンベルト　・三重仮紐
・帯枕　・足袋

こちらはご契約頂いた皆様に、同じものをプレゼントしておりまので、前撮りまでにお名前をご記入の上、ご持参くださいませ。

ご購入プラン・レンタルプランのプランはこちら

補正小物の用意

当店では、下記の補正小物を使用いたします。

・タオル5枚
・脱脂綿(大判タイプ)
・ガーゼまたは晒(3~4mのもの)

ですが補正小物は、着付け師や場所により、使用する物や使用方法が異なります。
他店でお着付けをされる場合は、用意するものを確認するといいかもしれません。
また補正小物は、当店でも販売しておりますので、用意に困った際は前撮り時などにお気軽にご相談くださいませ。

着物の着用時におすすめな和装下着

お振袖を綺麗に着用するためには、下着もこだわる事が大切です。
洋服を着用する際の下着は、胸の形を整える物などがほとんどです。
ですが着物を着る際には、下着を付けているとデメリットになることもございます。
振袖を綺麗に着用するためにも、いくつかご紹介いたします。

《下着着用のデメリット》

①下着のワイヤーで胸が痛くなりやすい
着付けの補正で、ガーゼや晒などを胸元に巻き付けて胸の膨らみを抑えます。
その際に、締め付けながら巻いていくためワイヤーがくい込みやすく、だんだんと胸元が痛くなってきます。

②着物を着ると老けて見えやすい
通常の下着をしたままですと、パットや膨らみが原因で、帯の上に胸が乗りやすくなります。
振袖の帯は胸元の近くに締めるため、乗ってしまうと老けて見えてしまいます。

③補正した場所が崩れやすい
下着を付けたままガーゼや晒などを巻いても、最初は綺麗に補正されているように見えますが、ワイヤーやパットが邪魔をしてしまう為、だんだんと時間が経ってくると戻ってきてしまいます。キツく巻いたらいいのでは？と思う方もいるかと思いますが、締めすぎてしまうと痛みの原因にもなりますので、その場合は外すことがオススメです。

当店でお取り扱いしている和装下着は金具を一切使用しておらず、肌に触れる身生地は「綿」高混率ストレッチ素材を使用しているので、着ていてチクチクしたりすることもございません。
また、立体設計の下着なのでバストのふくらみを抑え、なだらかな丸みになることで、お振袖の着姿を美しくみせてくれます。
こちらの和装下着は、いつでも店頭にございますので、お気軽にお声がけくださいませ。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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