深谷本店 2025.01.25

ママ振袖をイマドキに着こなそう！コーディネートのコツをお伝えします！　深谷本店

こんにちは(^^♪　いせや深谷本店のももです！

近年の成人式では、ママ振袖（お母様の振袖を成人式でお召しになる事）が大変増えてきています。
そこで今回は、ママ振袖のイマドキにするアレンジ術についてお話しさせていただきます。
ママ振袖を着用される予定の方は是非参考にしてみてくださいね♪

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昨今のママ振袖の特徴

昨今のママ振袖を成人式でご利用になるお嬢様方の傾向としては、振袖はお母様の振袖を着るが、袋帯や振袖小物は今の流行のものに変える方がほとんどです。
１０年以上前は、振袖は勿論、袋帯や振袖小物もそのままお母様のものを利用されるお嬢様が多かったのです。

帯の結び方も変化してきて、よりバリエーションも増えてきました。
お母様の帯によっては、今の帯と比べると３０cm位短いものも有り、結び方の種類によっては、結べないデザインもあります。
現代の帯と比べると、年代が解りやすく出てしまう帯の柄も有り、それではお召しになるお嬢様がいやがる場合もあります。
当店では袋帯の販売もあります。帯を変更するだけでも雰囲気がイマドキになりますよ！
最近では、柄の少ない無地系の金色や銀色、黒地の袋帯が人気となっています。

襟元の振袖小物も随分と変化

袋帯同様に振袖小物もお母様の時とは随分と変わりました。
長襦袢に縫い付けて、お顔の一番近くに来る半襟が有りますが、お母様の長襦袢をお持ちになると真っ白な半襟が縫い付けてありますが、今はほとんどのお嬢様が刺繍の施された刺繍半襟をご利用になられます。

刺繍に加えてラインストーンまで付いたものも出て来ています。
中には、レースが施されたお洒落な半襟にされるお嬢様もいらっしゃいます。

重ね襟も、お母様のお持ちのものは一色の使いのものがほとんどです。
今は、一色の使いの重ね襟はあまり無く、最低でも金色と別の色の二色使いがセット料金に含まれています。
色使いの多い重ね襟ですと四色使いのものまで有ります。
更には、パールやスラインストーンがついたものや、レースが施されたものも有ります。

お顔周りに個性を出して今風にアレンジする事で、お母様の時とは実に印象が変わって今時の装いに返信することが出来ます。

帯締めや帯揚げもお洒落に豪華に

お顔周りの振袖薦だけではなく、帯締めや帯揚げといった帯周りの小物もお母様の時とは比べものにならない位に、素敵にお洒落になりました。

お母様の時の帯締めは、シンプルに言ってしまえば色を選ぶだけの紐でした。
今の帯締めは、色々な飾りが施されていて、色を選ぶだけではなくて色々な飾りを選ぶ楽しみが有ります。
色も今までに無かった、今時のくすみ色の振袖に合わせるように帯締めも優しいくすみ色の新色も続々と入荷されています。

帯揚げはというと、お母様の時の絞りのものは今でも有りますが、レースのものや刺繍が施されたもの、金糸や銀糸が施されたものと様々な素敵な帯揚げが作られています。

お母様の袋帯をそのまま使用しても、今時の帯締めや帯揚げに変えることで、見た目がまるで違った袋帯のように見えてしまうくらいに変化して今時のコーディネイトに変身できます。

ママ振袖こそ草履バックの変更を

お母様の草履バックをお持ち頂くと、佐賀錦という帯地を使ったものがほとんどです。
バックは、小ぶりのもので中からチェーンが出て来てそれを手に掛けて持つといったタイプが多いです。
今時のお嬢様の荷物は、スマホやお化粧品などとお母様の時のバックでは手荷物が入りきりませんので、バックも二回り位は大きくなりました。
また、1度しか履いていないから大丈夫。とおっしゃるお母さまもいますが、実は草履が劣化していることがほとんどです。特に鼻緒の部分は劣化がしやすいので確認をしましょう。

草履もスニーカーの厚底のように、高さのあるものも有ります。
小柄なお嬢様には、とても喜ばれています。
鼻緒の位置が中心ではないところにあり、左右が決まっている草履も出来てきました。