深谷本店 2025.11.08

“振袖ってなに？どう選ぶ？”今さら聞けない基礎知識まとめ　深谷本店

こんにちは(^^♪いせや深谷本店のももです。

成人式の準備といえば、まず思い浮かぶのが「振袖」。
でも実際、「振袖ってそもそもどんな着物？」「どうやって選べばいいの？」と、いざ自分やお嬢様の番になるとわからないことが多いものですよね。

今回は、これから振袖選びを始める高校3年生・大学1年生のお嬢様とご家族様に向けて、知っておきたい“振袖の基礎知識”と“選び方のポイント”をまとめてご紹介します。
読んだあとには、自分にぴったりの振袖選びがぐっとスムーズになりますよ！
これから振袖選びをされる方の参考になれば幸いです。是非最後までご覧ください♪

振袖選びのご来店予約はこちら♪

◆ 振袖ってどんな着物？

「振袖（ふりそで）」とは、未婚女性の第一礼装（もっとも格式の高い着物）のこと。
袖が長く、ひらひらと美しく揺れるのが特徴です。
「振袖」という名前は、“袖を振る＝感情を表す”という意味から来ており、古くは「想いを伝える」「祝福の気持ちを表す」などの意味が込められていました。成人式で振袖を着るのは、“大人の仲間入りを祝う日を、人生で一度きりの晴れ姿で迎える”ため。
華やかな振袖は、20歳を迎えるお嬢様の「成長」と「これからの幸せ」を象徴しているんです。

未婚女性の第一礼装（だいいちれいそう）
振袖は、未婚女性が着る着物の中で最も格式が高い正装です。成人式はもちろん、結婚式の参列、卒業式、結納など、人生の節目となるお祝いの席にふさわしい、華やかで格調高い衣装です。

「成人」の証として
かつて、振袖の袖を短くすると「留袖」という既婚女性の着物になったことから、「振袖＝未婚」というイメージが定着しました。成人式は、大人としての第一歩を踏み出す大切な儀式。振袖は、そのお祝いの気持ちや、これからの人生への期待を表す、特別な存在なのです。

◆ 振袖の種類「袖の長さ」で決まる！

振袖は、袖の長さによって大きく3つに分けられます。袖が長いほど格式が高いとされています。

種類	袖丈（目安）	主な着用シーン	特徴
大振袖	約114cm前後	花嫁衣裳（引き振袖）	最も格式が高く、裾を引きずるように着用。
中振袖	約100〜110cm前後	成人式、結婚式参列、結納	成人式で最も一般的に着用される長さ。
小振袖	約75〜85cm前後	卒業式（袴と合わせる）	動きやすく、袴と合わせるのに最適。

成人式で着る振袖は“中振袖”が一般的。
華やかで動きやすく、写真映えもばっちりです。

◆ 後悔しない！振袖選びの3つのステップ

いざ振袖を選ぼうと思っても、「何から始めたらいいの？」と戸惑う方がほとんどです。後悔しない振袖選びは、以下の3つのステップで進めましょう。

ステップ1：振袖選びは「いつから」始めるべき？

「成人式の1年前に決めれば大丈夫」と思っていませんか？実は、人気のある色柄や、成人式当日の支度時間は、年々早まっています！

選び始める時期の目安：
**成人式の2年前〜1年半前（高校3年生の夏〜大学1年生の春頃）**がおすすめです。
- 人気のブランドや新作、限定柄はすぐに埋まってしまいます。
- 早めに決めると、ゆったりと試着出来ます。当店では成人式当日の[着付け・ヘアメイク］は、ご成約順に良いお時間からスタッフが入れ込みをさせて頂いております。なので、ご成約が遅くなるほど、お仕度のお時間が早い時間帯となります。
遅くなっても大丈夫？：
遅くとも半年前までには決めるようにしましょう。直前になると、選べる振袖や小物の種類、当日の予約時間も限られてきてしまいます。また、前撮り撮影の日時が限られた日になってしまうこともあります。

ステップ2：自分に似合う「色・柄」の選び方

振袖は洋服と違い、色や柄の選び方で印象が大きく変わります。

1. なりたい「イメージ」から選ぶ

古典柄：松竹梅、鶴、御所車など、日本の伝統的な柄。格式高く、流行に左右されない王道の美しさ。ご親族様からの印象も◎。
モダン柄：洋花、幾何学模様、ポップな配色など。個性的で、他の人とは被りたくないお嬢様に人気。写真映えも抜群。
レトロ柄：大正ロマンを感じさせるような、大胆な色使いや椿、梅などの柄。可愛らしさやアンティークな雰囲気を求める方に。

2. 「身長・体型」を考慮して選ぶ

着物は、柄の配置や大きさで視覚効果が変わります。

身長/体型	おすすめの色・柄	ポイント
高身長さん	大柄・総柄、濃い地色（黒、紺、深緑など）	振袖の面積を活かし、柄が途切れず堂々とした美しさに。
小柄さん	小さめの柄、流れるような柄、明るい地色（淡い色、パステル系）	全体のバランスが取りやすく、可愛らしく可憐な印象に。
ふくよかな方	濃い色、縦のラインを意識した柄、シンプルなデザイン	濃い色は引き締め効果があり、すっきりとした着こなしに。
スリムな方	淡い色、絞りや刺繍などボリューム感のある柄	寂しくならず、華やかで優しい雰囲気に。

3. 「顔映り」を必ずチェック！

最終的には、鏡の前で振袖を顔に当てて**「顔映り」**を確認することが最も重要です。

肌が明るく見えるか
健康的に見えるか
イメージと合っているか

カタログやSNSで見た振袖と、実際に着てみた時の印象は全く違います。必ず試着しましょう！

ステップ3：「小物」でコーディネートは無限大！

振袖本体の色柄が決まっても、コーディネートは終わりません！帯、帯締め、帯揚げ、重ね衿（伊達衿）、半衿などの「小物」の組み合わせで、印象はガラリと変わります。

王道コーディネート：振袖の地色やメインの柄に使われている色から、小物を選ぶと統一感が出て上品にまとまります。
個性派コーディネート：あえて振袖にはない「差し色」を小物に使うと、一気にモダンで洗練された印象になります。例：赤の振袖に緑の帯締め、白の振袖に黒の帯など。

いせや呉服店グループでは、振袖のプロがお客様の好みや振袖に合わせて、何通りものコーディネートをご提案させていただきます。まるで魔法のように、あなただけの一枚が完成する瞬間をぜひ体験してください♪

◆ 振袖を選ぶタイミングは「早め」が正解！

「成人式はまだ先だから…」と後回しにしてしまう方も多いですが、
実は振袖選びは早いほどメリットがたくさんあります。

人気のデザイン・サイズが選べる
上記でもお伝えしましたが、成人式当日の支度はご成約順に良いお時間からスタッフが入れ込みをさせて頂いております。
予算の計画が立てやすい

いせやグループでは、高校3年生の夏～秋ごろから振袖選びを始める方が急増中！
すでに多くのお嬢様がご予約を進めています。

◆ 購入・レンタル・ママ振袖、どれがいいの？

振袖には、大きく分けて3つのスタイルがあります。

● レンタル

最新トレンドの振袖を気軽に着られる人気のスタイル。お手入れいらずの楽々返却。
着付け小物一式・前撮り・成人式当日着付けまでセットになってます。

● 購入

一生の記念として自分だけの一枚を持ちたい方におすすめ。
進学先の卒業式に袴と組み合わせても◎結婚式や親族の行事など、将来も活用できます。

● ママ振袖（お母様の振袖）

思い出の一着を現代風にアレンジ！
帯や小物を変えるだけでイマドキになります♪

購入プラン

レンタルプラン

持込みプラン

◆いせや呉服店グループの強み

経験豊富なプロのコーディネーターがサポート

「どんな色が似合うかわからない」「小物の組み合わせに自信がない」…ご安心ください！長年の経験を持つスタッフが、お嬢様の身長・肌色・なりたいイメージ・好みを丁寧にヒアリングし、最高の着こなしをご提案します。

当日のお支度まで「ワンストップ」で安心

振袖のレンタル・販売だけでなく、成人式当日のお仕度・前撮り撮影も[いせや]で承ります。振袖選びから当日まで一貫してサポートするため、「当日の予約はどうしよう？」「着付けの場所が遠い」といった不安を解消できます。また、前撮り撮影はいせや呉服店グループに併設されている[フォトスタジオKomachi]での撮影となります。

成人式は、人生で一度きりの特別な日です。最高の一枚と最高の笑顔で、大人への第一歩を踏み出しましょう。スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております！