今週のイチオシ 2025.10.17

今週のイチオシ！　緑の振袖コーディネートのご紹介！　東松山店

成人式といえば赤というイメージがあるかもしれませんが、近年ひそかに注文を集めているのが、自然の優しさや落ち着きを感じさせる「緑の振袖」です。

今回は、そんな魅力あふれる緑の振袖について、コーディネートのポイントをご紹介いたします。

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※コーディネートの小物は一部オプションが含まれております。

※成人式年度によっては既にお貸出しが決定している場合がございます。

深緑の振袖の魅力

深緑の振袖は、古典的な美しさと現代的なセンスを両立できる魅力的な色です。

深緑は、落ち着きと品格を象徴し、大人っぽさを演出します。赤やピンクといった定番の色とは一線を画し、シックな個性が光ります。濃い緑色は、この振袖に描かれた多色の華やかな花模様（牡丹、菊、梅など）をしっかりと受け止める懐の深さがあり、柄を品よく引き立てています。顔映りも良く、肌の透明感を引き立てる効果も期待できます。写真映えもするため、一生の思い出を美しく残すことができます。

１. 帯のコーディネート：振袖の主役を引き立てる選び方

帯は、振袖全体の印象を大きく左右する重要な要素です。振袖が主役なので、帯はそれを引き立てる役割を担います。

今回のコーディネート：

帯は、振袖の深緑と対照的な、光沢のある金色の袋帯が選ばれています。この金地の帯が、全体の印象を一気に華やかに格上げし、格式の高さを表現しています。帯全体には、振袖の花柄と調和するような古典的な七宝や亀甲紋様が織り上げられており、品のある調和を生み出しています。

他の帯の選び方：

色で楽しむ：

金・銀： 豪華さを強調し、古典的な美しさを追求したい場合は、金や銀の帯を選ぶのが定番です。
黒：振袖の華やかさを引き締め、シックで大人っぽい印象にしたい場合は、黒の帯がおすすめです。金や銀の刺繍が入った黒帯を選ぶと、より一層華やかさが増します。

柄で遊ぶ：

古典柄： 鶴や御所車、扇など、振袖の古典柄と帯の柄を合わせることで、より格調高い印象になります。
現代的な柄： ストライプやドット、幾何学模様など、あえてモダンな柄の帯を合わせることで、個性的な着こなしを楽しむことができます。

２. 帯締めのコーディネート：小さなこだわりで差をつける

帯締めは、振袖の着姿を引き締める役割を持っています。色や結び方一つで、全体の印象が変わるため、細部までこだわりましょう。

今回のコーディネート：

帯締めは、金と茶系（またはベージュ）の組紐が使われており、中央には真珠のような飾りがついています。振袖と帯の華やかさを邪魔しないよう、主張しすぎない色合いでありながら、上品な輝きを添えています。

他の帯締めの選び方：

挿し色として： 振袖の柄に使われている濃い赤や紫といった色を帯締めに使うと、全体のアクセントになり、視線を引きつけます。
統一感を出す： 帯揚げや半衿の色と帯締めの色を合わせると、まとまりのあるコーディネートになります。
飾り付き： パールやビーズ、花のモチーフなどが付いた帯締めを選ぶと、より華やかで可愛らしい印象になります。

３. 重ね衿・半衿・帯揚げのコーディネート

重ね衿、半衿、帯揚げは、振袖のコーディネートにおいて、帯締め以上に色や柄で遊べる部分です。

帯揚げ： 帯揚げは、帯の上に少し見える部分です。写真では、落ち着いた抹茶のような緑色の帯揚げが使われ、着物の地色と同系色でまとめ、奥ゆかしい印象にしています。絞りのものや、レース、刺繍など、様々な種類があります。振袖の柄の色とリンクさせたり、あえて明るいオレンジやピンクでアクセントをつけたりと、コーディネートの幅が広がります。

重ね衿（伊達衿）： 衿元から少し覗くのは、クリーム色や薄い黄色の重ね衿です。この明るい色が顔周りをパッと華やかに彩り、重厚な深緑とのバランスをとっています。振袖の柄に使われている色や、帯締めと色を合わせると統一感が出ます。

半衿： 白の半衿が一般的ですが、金銀の刺繍入りのものや、振袖の柄の色に合わせた色半衿を選ぶと、個性が光り、古典柄の振袖にモダンな要素を加えることができます。