深谷本店 2025.11.29

写真映え100点！今どき振袖スタイルランキングTOP5　深谷本店

皆様こんにちは、いせや深谷本店の小林です
今回は写真映えするお振袖についてお話させて頂きます。

成人式は、人生の節目を彩る特別な一日。そして、その感動を永遠に残すのが、「振袖姿の写真」です。

近年、この「写真」の役割が大きく変わってきました。単なる記念撮影に留まらず、InstagramやTikTokなど、SNSで自分らしさを表現し、感動を共有するための「最強のコンテンツ」となっているからです。

「写真映え」とは、単に色や柄が派手ということではありません。

流行の取り入れ方： 旬なトレンドをおさえているか？
トータルコーディネートの完成度： 振袖・帯・小物・ヘアメイクが調和しているか？
個性の表現： 他の人とは違う、自分だけのスタイルを確立できているか？

この3点が揃って初めて「写真映え100点」の振袖スタイルが完成します。

今年の成人式に向けて、当店が総力を挙げて分析した最新トレンドをもとに、「写真映え100点！今どき振袖スタイルランキングTOP5」を発表します。あなたの成人式を最高の一日にする、運命の一着を見つけるヒントにしてください。

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第5位：王道進化系！「ネオ・クラシック」スタイル

スタイル概要と特徴

「王道」である古典柄の振袖をベースにしながらも、従来の着こなしとは一線を画す、「現代的な洗練」を加えたスタイルです。伝統的な柄の持つ上品さや格調高さはそのままに、配色や小物の選び方で一気に「今どき」に引き上げます。

写真映えの秘訣（ネオ・クラシック）

要素	従来の古典柄	ネオ・クラシックの進化点	写真映え効果
振袖の色	赤、黒、紺などのハッキリした色	くすみカラー（青緑、紫、白）や多色使い（マルチカラー）を積極的に採用	落ち着いた色味がレトロな雰囲気を醸し出し、肌を明るく見せる。
柄のモチーフ	鶴、松竹梅、御所車	大胆な構図の柄（大柄の花や流水）を選び、レトロモダンな世界観を表現	背景に負けない力強さがあり、全身ショットで「絵になる」迫力を演出。
小物使い	金銀の華やかな帯揚げ/帯締め	レース、パール、ベルベットなどの洋風素材を帯揚げや半襟に取り入れる	和と洋のミックス感が新鮮。「可愛い」と「格調高い」を両立。
ヘアメイク	日本髪、上品なアップスタイル	金箔やドライフラワーを使った、ゆるいポニーテールや編みおろし	抜け感のあるヘアが、重厚な古典柄に軽やかさをプラス。

第4位：洗練されたミニマリズム「モノトーン・シック」スタイル

スタイル概要と特徴

黒、白、グレーを基調とし、色数を極限まで抑えた、まるでモードなドレスのようなスタイルです。甘さを抑え、「大人っぽさ」「クールさ」「格好良さ」を追求する方に絶大な支持を得ています。「誰とも被りたくない」という個性を強くアピールできます。

写真映えの秘訣（モノトーン・シック）

振袖の色・柄： 潔い白黒のコントラスト、または墨黒×漆黒など、同系色の濃淡で柄を表現したものが人気。柄は大胆な幾何学模様や、意匠化された洋風の花柄（バラなど）を選ぶと、モダンさが際立ちます。
小物使い： メタリックカラー（シルバーやゴールド）の帯や草履を差し色にすることで、シンプルさの中にも華やかさを加えます。帯締めはあえて太めのものを使い、結び方をアートのように見せるのもトレンドです。
ヘアメイク： タイトなシニヨンやオールバックで、顔周りをスッキリと見せるのがマスト。アイラインを強調したり、リップにボルドーやブラウン系を選ぶなど、強めのメイクで振袖のモード感を引き立てます。

第3位：個性を爆発させる「レトロ・ポップ＆大正ロマン」スタイル

スタイル概要と特徴

大正時代から昭和初期にかけて流行した「銘仙（めいせん）」や「アンティーク着物」のような、個性的な色使いと柄の組み合わせを現代の振袖で再現したスタイルです。「カラフルで自由な発想」が最大の魅力。個性的で可愛い「ちりめん細工」や「がま口バッグ」などの小物との合わせが必須です。

写真映えの秘訣（レトロ・ポップ）

振袖の色・柄： 「赤×緑×黄色」や「ターコイズ×オレンジ」など、ヴィヴィッドな配色が特徴。柄は椿、梅、矢絣（やがすり）などの伝統柄を、大きくデフォルメしたり、ポップな色で染め抜いたものが人気です。
重ね衿： 複数の色や柄（ドットやストライプ）の重ね衿をあえて何重にも見せる「衿のレイヤード」がポイント。顔周りの華やかさが格段にアップします。
足元： 厚底のレースアップブーツや編み上げの草履を合わせることで、大正時代の女学生のようなレトロなムードを演出。
髪飾り： ベレー帽やリボン、大きな造花など、洋装の要素を取り入れることで、「和×洋」のミックス感がSNS映えします。

第2位：大人ガーリーの極み「くすみカラー×ニュアンス」スタイル

スタイル概要と特徴

数年前から洋服で流行している「くすみカラー」（ダスティカラー）を振袖に大胆に落とし込んだ、今最も旬なスタイルです。「優しい」「フェミニン」「儚げ」といったニュアンスを持ち、写真に撮ったときに肌のトーンを均一に見せ、「透明感」を最大限に引き出します。

写真映えの秘訣（くすみカラー×ニュアンス）

振袖の色： くすみピンク、ベージュ、モカ、ラベンダー、ピスタチオグリーンなど、彩度が低く、白が混ざったような柔らかい色が中心。単色ではなく、濃淡のグラデーションで柄が表現されているものが人気です。
柄：小さな花や流水など、控えめな柄や、柄の少ない「引き算の美学」を意識したものが、洗練された印象を与えます。
小物使い： 帯や帯揚げ、帯締めを白や淡いゴールド、シルバーで統一し、全体の色調を明るく保ちます。シアー素材（透け感のある素材）の半襟や帯揚げが、軽やかさと今どき感をプラスします。
メイク： 「純欲メイク」や「白湯メイク」のような、透明感と血色感を意識したナチュラルなメイクがベストマッチ。涙袋やハイライトでツヤを出し、「儚げな美しさ」を強調します。

第1位：トレンドの最先端！「華やかアースカラー＆ワントーン」スタイル

スタイル概要と特徴

今年の成人式で最も支持を集め、SNSを席巻しているのが、この「華やかアースカラー＆ワントーン」スタイルです。自然界にある色、特にブラウン、テラコッタ（赤茶）、カーキ、マスタードといった温かみのあるアースカラーを振袖に採用し、帯や小物、髪飾りまですべてのトーンを同系色でまとめる「ワントーン（統一感）」の着こなしが特徴です。

写真映えの秘訣（アースカラー＆ワントーン）

要素	ポイントとなる着こなし	写真映えの理由
色選び	ブラウン系（モカ、ココア、キャメル）やグリーン系（カーキ、セージグリーン）の振袖	肌馴染みが良く、落ち着いた大人の雰囲気を演出。背景の緑や光と調和し、立体感が出る。
ワントーン	振袖、帯、小物（帯揚げ、帯締め、草履バッグ）の色相をすべて同系色の濃淡でまとめる	コーディネートに統一感と奥行きが生まれ、洗練されたプロのような仕上がりに。ごちゃつき感がなく、すっきりと見える。
帯結び	帯の素材感を活かした、大きくて立体的な変形結びや、フリルのように波打たせた結び方	後ろ姿の迫力が段違い。ワントーンでもメリハリが生まれ、360度どこから見ても華やか。
小物装飾	帯締めや帯飾りに、ゴールドのタッセル（房）や水引を大胆に取り入れる	シンプルな色合いの中で、メタリックの輝きがアクセントとなり、カメラのフラッシュでより一層煌めく。
ヘア	編みおろしや玉ねぎヘアなど、動きのあるダウンスタイルに、金箔やドライフラワーを散りばめる	アースカラーと相性の良い自然な素材感と、動きのあるヘアスタイルが、ワントーンに軽やかさを加える。

なぜこれが写真映えNo.1なのか？

アースカラーは、スタジオ撮影の背景やロケーション撮影の風景（木々、石畳、建物など）と自然に馴染み、振袖だけが浮くことがありません。しかし、ワントーンで色味を統一しているため、「計算されたおしゃれさ」が際立ち、写真の中で「主役感」を強く出すことができるため、今年の堂々たる第1位となりました！

あなただけの100点満点を見つけるために

いかがでしたでしょうか？

ランキング形式でご紹介しましたが、あなたにとっての「写真映え100点」は、流行だけでなく、あなたの個性やなりたいイメージに合っているかどうかが最も大切です。

失敗しない振袖選びの3ステップ

「なりたいイメージ」を明確にする： 「可愛い系？」「クール系？」「レトロ系？」など、SNSで好きなテイストの画像をいくつか集めてみましょう。
「パーソナルカラー」を意識する： 振袖は顔のすぐ近くに着るため、肌の色（イエローベースかブルーベースか）に合う色を選ぶと、肌が明るく美しく見えます。
「トータルコーディネート」で決める： 振袖単体で決めず、帯、帯揚げ、重ね衿、そしてヘアメイクまで、全てを合わせて鏡で見てみましょう。ランキング上位のスタイルは、このトータルバランスが優れています。