東松山店 2025.05.25

着崩れしやすい部分はここ！原因と正しい直し方を徹底解説・東松山店

こんにちは！いせや呉服店東松山店の池田です。
今回はお着物を着た時に気をつけたい「着崩れしやすい部分や
原因とお直しのポイント」をお伝えしていきたいと思います。

ただいま、いせや東松山店では
「創業150周年記念振袖フェスタ」開催中です！
皆さまお気軽に遊びに来てくださいませ。

ご予約はこちらからどうそ

『裾がおちてしまう』

まず、お着物を着ておかしいな？と見えるポイントが裾です。
裾（着物の1番下のライン）が下がりすぎてしまうと、引きずってしまい、
歩くのが大変になったり、お着物を踏んで汚してしまったりしてしまいます。

原因は・・・腰紐（ウエストを縛っている紐）が緩かったり、着ているうちに
緩んでしてしまったりする事が大きな原因になります。
立ったり座ったりを何度も繰り返したり、立ち上がる時に裾を踏んでしまう事で、
裾が下がって来る事もあります。

裾を崩さないポイントは・・・しっかり腰紐をしめる、立ち上がる際に裾を踏まない様に
気をつける、座る時は椅子に浅めに腰をかけるなどに気をつけてください！

『衿もと』

首周りの衿が開きすぎてしまったりすると、少しだらしない印象になってしまいます。

原因は・・・お着物を着慣れていない場合、お洋服に比べて首回りが苦しく
感じてしまう方もいますので無意識のうちに衿をさわってしまい、広げてしまう事が多いと思います。

衿もとを崩さないポイントは・・・できるだけ衿もとは触らないでおく、
姿勢を良くする事を意識して過ごすといいと思います。

『帯』

着物を着る際の準主役な帯ですが、帯が下がってきてしまうなどの着崩れを起こす事もあります。

原因は・・・帯を締める際にしっかりと引き締められていないと、時間が経つに
つれて緩んでしまい、形が崩れる原因になります。
動き過ぎてしまい、帯が緩んできたり、帯の素材で摩擦が強いときつく
強く絞められなかったりする場合もあります。

豪華な帯の場合は単純に重さが影響して落ちてきてしまう事もあります。

帯を崩さないためのポイントは・・・まずは帯をしっかりしめる事が大切です。
帯をしめて帯を飾る際に必要な小物（帯枕、後板、三重仮紐）を正しくしっかり使うのも重要かと思います。
でも、こちらは着付けをする方のポイントですので、着付けてもらった成人さんなどは、
帯に不用意に寄りかかったり、大きく腰を捻るなどをしないように心がけてください。それだけで全然違ってきます。