ママ振袖は何を準備したらいい？お着付けに必要な小物について紹介！深谷本店

こんにちは(^^♪いせや深谷本店の営業のオバラです。
11月に入り、今年も残り2ヶ月。。。早いですね^^;

現在2024年にご成人式を迎えられるお嬢様(現在高校3年生)のお振袖のご案内をしております。
私が着た振袖を娘に着せようと思っているとお話しをしていただくことが多いです。
今回はママ振袖を着ようと思っているが、肌着や小物類は何を用意すればいいか解らない。タンスにたくさんあるがどれが必要かわからない。そのような相談を受ける機会があります。そこで、振袖を着るのに最低限用意していただきたい小物類を最近の振袖事情も踏まえて説明をさせていただきます。

是非最後までご覧になって足りないものがないか確認してみて下さいね♪

振袖に必要な小物

着物板【前板・後板】
前板・・・こちらは振袖を問わず、着物を着る際には必要です。
後板・・・帯の後ろ姿をきれいの見せるため必要です。お母様世代ではふくら雀が大半でしたが、現在では変わり結びの際に使います。

伊達締め・・・2本
長襦袢・振袖に1本ずつ使います。着崩れを防ぎ、動かないようにするものです。

コーリンベルト・・・
先端にクリップがついたゴム紐です。襟元のきれいに見せキープするものです。

腰紐・・・4本
まず、長襦袢を着る際の通常1本ですが、お嬢様によっては体系に合わせて2本目を使うことがあります。
また、長襦袢を着た後に、振袖を着る際に必ず２本は必要となります。ですので、余裕をもって４本は用意してください。

衿芯・・・
襟元美しく整えるものです。プラスチックで出来ており長襦袢の内側に入れて使います。年数が経っていると変形をしているもの、また割れてしまうおそれがあり注意が必要です。

帯枕・・・お太鼓を整えるために使います。おおきさ・サイズがいくつかありますが、振袖用ですので大きめの物を選ぶことをおすすめいたします。

三重仮紐・・・ゴム紐で出来たもので、飾り結びをしていただく際に必要となってきます。

足袋・・・礼装用ですので基本は白色です。ストレッチタイプ・ゴム口タイプ等、色々ございますが、○枚コハゼ付きと書いてある、コハゼ付きの足袋をおススメいたします。

肌着・裾除け・・・
こちらは肌に直接来ていただくものです。着物への汗取り、汚れ防止に使います。肌着・裾除けがセパレートになっているものや、きものスリップのようにワンピースタイプになっているものと２種類があります。セパレートタイプは着付の際に着付師さんが調整ができるのでおススメです。

以上は振袖を着ていただくのに必要となってきますので、忘れずにお持ちお持ちくださいませ。

ママ振り・姉振りをお考えの ご家族、お嬢様へ

振袖の汚れをご自身で点検してみませんか？

是非、点検していただきたい箇所は３ヵ所です。まず特に皮脂の汚れが付きやすい場所としては袖口です。また、襟元はファンデーションが付いてしまいます。それは肌が直接触れる場所の為です。そして、裾は歩く際の摩擦で汚れやほこりを寄せ付けてしまいます。注意していても汚れてしまうケースが多いのです。よく点検してみてください。

ここで注意です。

ママ振り世代に多くあるのが、箔を多く使われているお振袖です。保存状態では箔が、剝がれてしまいます。お振袖を広げる際、絶対に無理に剝がさないでください。生地や箔を傷めてしまい修復には多くの時間と費用が要します。

ママ振り・姉振りに汚れが・・・

ママ振りや姉振りを着ようと点検をしたら、シミや汚れが見つかった。

汚れが気になったらどうすれば？

なかなか、普段着ない着物のお手入れです。クリーニングはどこの出したら、いいかわからないと思います。

いせや本店では専門の着物診断士が、在中しており無料で見積を行っております。

ですので、お振袖にかかわらず訪問着等のお持ちの着物がございましたらご相談ください。

今日、さっそく、たとう紙を開けてみませんか。