振袖を着たときの素敵な身のこなし方
こんにちは
いせや呉服店、女将です。
12月に入りましたね。
今年も残すところ1ヶ月を切りました。
2024年度にご成人式へ出席される皆様、お振袖の準備はお済みでしょうか??
おかげ様で、いせやグループでは沢山のお客様からご予約を頂いております。
本日は成人式も近いということで、振袖を着た時の身のこなし方を少しご紹介させていただきたいと思います。
まず、歩き方から
普段よりも歩幅は小さめにゆっくり歩きましょう。
着なれない振袖、草履を履いて歩くのはとても大変です。
焦らず、時間にも余裕をもって行動することもオススメいたします。
座り方、車の乗り降り
椅子にはなるべく浅めに腰掛けます。
理由は帯を背もたれに押し付けてしまうと、帯結びが潰れてしまう可能性があるからです。
また袂(たもと)は草履で踏んでしまうことを避けることや、着崩れを防ぐため垂らさず膝の上に重ねておくと良いですよ。
訪問着や留袖に比べると振袖は袖が長いのでより注意が必要ですね。
また、車の乗り降りですが、足を上げて乗り込むのではなく、お尻から座席に腰かけて両足をそろえてから体を回転すると着崩れが防げます。
POINT!!袂(たもと)とは
袖の丸みの部分です。
着物を着ているときはあらゆる動作に気を付けなければなりません。
・手を洗う際にも水しぶきを飛ばさないように
・階段の上り下りは袂と裾を踏まないように
(袂は重ねて腕にかけると階段などで踏まずに済みます)
是非参考にしてみてください。
また最近では振袖をきっかけに、着物を着る楽しさを知ってくださるお嬢様、お母様も増えてきています。
「自分で着物を着られるようになりたい」と少しでも気になる方は、いせやグループでも着方教室を開催しておりますので是非この機会にご参加くださいね。
それではまた次回の更新で