知っ得 2025.08.29

《知っ得Weekly》振袖に使う『前板(まえいた)・後板(うしろいた)』の役割って知ってる？

今回は、

『前板(まえいた)・後板(うしろいた)』役割

について詳しくご紹介いたしますദ്ദി˶˙ᵕ˙˶ ))✧

お客様

この前、娘の振袖の着付けを見てたら、“板”みたいなのを帯の前と後ろに入れてました！
あれって何なんですか？

スタッフ

あれは『前板（まえいた）』『後ろ板（うしろいた）』と呼ばれる着付け小物で、帯の形をキレイに整えるために使うんです。

お客様

前と後ろ、2枚も必要なんですか？

スタッフ

はい、振袖の帯はボリュームがあって華やかなので、正面と背中の両方から帯をピシッと整える必要があるんです。

だから、前にも後ろにも『板』を使って、シワや段差を防いでいるんですよ！

お客様

なるほど。でも、前板と後ろ板って長さが違うんですか？

スタッフ

そうなんです♪

●前板は少し長めで柔らかめ。
　ウエストに沿いやすくて、正面をスッキリ見せる役割があります。

●後ろ板は少し短めで硬め。
　背中の帯をピタッと固定して、帯山（帯の上部分）の形をキレイに見せてくれます◎

お客様

そんな細かく使い分けてるんですね…！全然知らなかったです！

スタッフ

そうなんです、こういう小物があるからこそ、写真映えする“きちんと感”が出せるんですよ♪

まとめ

• 前板・後ろ板は、帯の形を整えるためのサポートアイテム。
• 正面・背面のどちらにも“ピシッ”と感が必要な振袖では、2枚とも必要不可欠！
• 前板は長め＆やや柔らかめで、正面の帯をなだらかに整える役割。
• 後ろ板は短め＆やや硬めで、帯結びをしっかり固定してくれます。
• こうした小物のおかげで、360度どこから見ても美しい後ろ姿に！

何となくで使われている印象の前板・後板ですが、役割を知ると「なくてはならない存在」なのが分かりますね(*・v-)))♡

いかがでしょうか？